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【考察】仕事とキャリア、見えない不安は誰が生む?

「ロールモデルがいないんです。」

働き始めて15年以上経つ。が、ここ数年になってから急に、この言葉から始まる相談が本当に増えてきた。

今回は、なんでこんなにみんな不安になるんやろう?という素朴な疑問からの考察です。

ロールモデルとは

英語で「ロール」は役割、「モデル」は見本・お手本。目指したい姿を実際に体現している、お手本にしたい人。日本だとあんな風になりたいなっていう憧れの人、とも言える。

「ロールモデル」として誰かしらを自分自身の中に設定することで、「あんな風になるにはどうしたらいいんだろう」と考えやすくなる、と言われている。転職サイトなどでも説明文でよく見かけるから、大体の人は聞いたこともあるかもしれない。

ロールモデルはどこにいるのか

ロールモデルはどこにいるのか。肝心のモデルが見つからなければ、自分自身で開拓していくしかない。

私自身、独身男性ばかりの部署に女性SEとして新人配属された経験がある。ほんとにねえ、いない世界には本当にいない。他部署の女性先輩から「ロールモデルを探すといいよ」と言われたこともあったのだけど、皆目ピンとこないのです。

中にいないなら外に探しに行くしかありません。でも会社という中で生き延びたいと思うなら、会社の中で探そうと思うんだけれども、コンタクトの取り方もよくわからない。結果、どんどん不安になっていく。わたしもそんなジレンマに陥ったことがあるかないかで言えば、ある。

10年後どうなりたい?って質問には「わかりません」と答えていた。だって結婚してるかもわからないし、子供授かるかもわからないやん!

ロールモデルの探し方って、置かれている状況や環境によって正解もゼロである。だからなおさら、この先どうしたらいいんやろうって不安は誰しも大なり小なり抱えるものなのかもしれない。

不安になってしまう理由

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