ストレングスファインダーの結果をいかせていますか?|診断結果を活用する方法
こんにちは。ギャラップ社認定ストレングスコーチの加藤ヒロキです。
ストレングスファインダーの診断を受けたことはありますか?
結果を見て「これが私の強みなんだ」と一度は納得したものの、実際にはその結果を日常や仕事に活かせていない…そんな方も多いかもしれませんね。
ストレングスファインダーあるあるなのですが、結果をみて、満足してしまい、肝心の目的であるストレングスファインダーを活かすことができている人は意外と少ないんです。
この記事では、ストレングスファインダーの診断結果をどのように日々の生活や仕事に取り入れていくかについてお話しします。
さらに、よくある「結果をうまく活かせていない人」の特徴や、その改善方法もお伝えさせていただきますね。
ストレングスファインダーとは?
まず、ストレングスファインダーは、自分の強みを知るための診断ツール。
けれど、結果をただ知るだけでは「強み」を最大限に活かすことはできません。診断結果をどうやって活かすかがとても大切なんです。
ストレングスファインダーで得られる資質は、まだ「強み」ではなく、あなたが成長できる可能性を示しているものです。
この資質を伸ばし、日常で使っていくことで本当の強みへと変わっていきます。
例えていうなら、ストレングスファインダーででてくる34種類の資質は、そのままでは、まだ原石の状態。
その資質を磨いていくことで、原石は宝石、つまり強みに変わっていくんです。
「資質」を「強み」に育てていくことが、ストレングスファインダーの本来の目的なのです。
実は、ここがとても大切なポイントです。
例えは悪いですが、多くの方が、ストレングスファインダーの結果を表面的に理解しただけでは、ただ石ころを手に入れた状態なんです。
たくさんの石ころを手に入れて満足するのではなく、その石ころを宝石に変えていきましょう。
ストレングスファインダーを活かしていない人の特徴
これまでストレングスファインダーのコーチとして大勢の方のコーチングをしてまいりましたが、感覚的には、しっかりと活かしている方は、2割ぐらいといった感じです。
多くの方が活かせていません。その特徴を挙げてみました。
1. 結果を見て満足してしまう
診断結果を見て、「私の強みはこれなんだ!」と満足してしまうだけで、その
後に何も行動を変えなければ、せっかくの資質も強みとして育ちません。結果を受け取っただけで終わりにしてしまうのは、とてももったいないことです。
2. 強みを誤解している
ストレングスファインダーの結果は、あくまでもあなたの「資質」です。それをただ知っているだけでは強みとは言えません。資質は「可能性」に過ぎず、それをどう活かしていくかが大事です。資質を成長させなければ、強みとして十分に発揮されないことがよくあります。
資質✖️投資=強み これが、強みに変えるための方程式なんです。
3. 行動に反映されていない
資質を理解していても、実際の行動に反映されていなければ意味がありません。たとえば「戦略性」の資質を持っていても、その視点を日常の仕事やプライベートで活かしていない場合、その資質は眠ったままです。
4.結果が納得できず、受け入れられない
ストレングスファインダーの診断結果に対して「この結果、なんだかしっくりこない」と感じてしまう人もいます。特に、自分が思っていた資質と診断結果が異なると、「このテストは当たらない」「占いみたいなものかな」と誤解してしまうことがあります。
5.言葉が抽象的で理解が難しい
ストレングスファインダーの診断結果には、「原点志向」「包含」といった、日常ではあまり耳にしない言葉が使われています。これらの資質の名前は抽象的で、初めて目にすると「これってどういう意味?」と感じる方も多いはずです。
専門的に感じられる言葉が多いため、結果を見ただけではその資質がどのように働くのかイメージしづらいことも、ストレングスファインダーを活用しにくい理由の一つかもしれません。
ストレングスファインダーを活かすための5つのステップ
では、具体的にどうやって、ストレングスファインダーの結果を活かしていけば、いいのか、その方法について挙げてみました。
1. 結果を知るだけでなく、日常に取り入れる
ストレングスファインダーの診断結果を見て、「これは私の資質なんだ」と知るだけでは不十分です。大切なのは、その資質をどう活かしていくかを考えることです。たとえば「内省」の資質を持っている方なら、毎日少しでも自分のことを振り返る時間を作り、次の行動に繋げることができます。
2. 周囲からフィードバックを得る
自分では気づけないことを知るために、周囲の人からフィードバックをもらうことも大切です。他の人から見て、あなたの強みがどのように活かされているか聞くことで、新しい発見があるかもしれません。また、客観的な意見は、さらなる成長に役立ちます。
3. 強みをトレーニングして磨く
強みは、訓練と実践によって育ちます。資質に基づいた分野で、自分を成長させるためのトレーニングを行い、日常生活や仕事に取り入れることで、強みとしてのポテンシャルを最大限に引き出すことができます。例えば、内省であれば、自己理解のためのスキルを磨く、などです。
4. ストレングスファインダーの結果を何度も読み返す
診断結果を一度見るだけで終わらせず、定期的に読み返すことで資質をより深く理解し、自分の行動や思考にどのように影響しているのかを確認できます。繰り返し読むことで、資質の本質に気づいたり、資質同士の関連性を見つけたりすることができるため、より効果的に強みを発揮するためのヒントが得られます。
5. 認定ストレングスファインダーコーチングを受ける
ギャラップ社認定コーチからコーチングを受けることで、資質を深く理解し、日常や仕事にどう活かすかを具体的に学ぶことができます。コーチは、気づいていない強みや改善点に目を向け、具体的な行動計画を一緒に考え、自己成長をサポートしてくれます。コーチングを通じて、より早く効果的に強みを活用することが可能になります。
まとめ
ストレングスファインダーは、診断結果を知るだけでは強みとして機能しません。結果を元に、自分の日常にどう取り入れていくかを考え、意識的に使っていくことが重要です。
強みを活かした働き方・生き方=自分らしく働く・生きること、と同じだと思っています。
ストレングスファインダーを受けられた方は、ぜひ原石のままで終わらせずに、宝石に変えてみてくださいね。
詳しい自己紹介はこちらです。
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