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NZ Great Walks | Abel Tasman Coast Truck|#3 Totaranui campsite - Onetahuti Bay

シリーズものの第3回目。
第1回、2回目を読みたい方はこちらから ↓


この日はTotaranui Campsite からOnetahuti Campsite までの14.2kmを歩く。

灰色はDay1
青がこの日のスタート、赤がコースとゴール

朝、アナと2人で海からの日の出を見ながら紅茶を飲む。
ほんとはコーヒーが良かったけれど、コーヒーセットは結構嵩張るので今回は持っていかなかった。

1日のスタート。
本日も快晴。

今日はシリーズ第1回目で説明したAwaroa Inret を渡る。
(干潮時刻の前後数時間しか渡れない干潟のこと)

Awaroa Inret には迂回路が無いため、渡れる時間帯を逃すと次の干潮まで待たなければならない。
そうならないように余裕をもって出発。

前日同様、小高い丘まで急勾配を登り、登った分だけ下ってビーチに降り、炎天下のビーチを歩いてまた森へ入り丘を登る。。
を延々繰り返す。

丘からの眺め。美しい。
誰かがビーチを歩いているのが見えた。
最高の天気。

結構やばい。ハード。
気温もぐんぐん上がって喉もカラカラ。
水が補給できる場所は限られるので、考えながら飲む。

ちょっと休憩。

途中、何度か川を渡った。
NZの川は水が茶色いことがある。
これは落ち葉の色が水に溶け出しているからなんだそう。

Waiharakeke Bay Campsite を通過。
泊まらないけれど、どんなもんかと中を覗いてみた。
見た感じ清潔で快適そうだった。

網戸ごしに撮ったので分かりにくいが、
木製のベッドとマットレス が見える。

ビーチウォークとその直後にやってくる急坂のコンビネーションで朝からすっかりくたびれてしまったが、ここで本日のハイライトがやってきた。

Awaroa Inret 。
思っていたよりデカい。
Inret 内は干潮時以外は水に沈んでしまうため看板などはない。
対岸の、なんとなく人が集まっているように見える場所を目指して歩き出した。

裸足で歩いたが、貝殻や石がたくさん落ちていて結構足が痛い。

写真右は偶然再会した友達

20-30分ほどで Inret を渡り終え、Awaroa hut で飲み水を補給。

また森へ。
NZの森はジュラシックパーク感がある。

かなり疲れた頃、そろそろキャンプ場に着くだろうとアナと話した。
2人とも暑さに参っていたし、早くキャンプサイトに落ち着いて海で泳ぎたかった。

森を抜けて何度目かのビーチに出て、2人とも絶句した。
目の前のビーチは昨日・今日歩いたビーチの中でも圧倒的に長かった(多分800mくらいあった)。

『このビーチ、全部歩くのかな。。どっか途中からまた森に入るのかな。。?』
アナと旅具店はなんとなく答えは分かっていたが、互いに同じ質問をした。

よく見るとビーチの一番奥にかすかにオレンジ色の看板らしき物が見えた。
このオレンジの看板はトラックのコースを示すもので、これが見えたということは、このビーチの全てを歩き切らなければならないと言うことだ。

2人ともなんだか笑ってしまったが、歩く以外どうしようもない。

バックパックを背負ってのビーチウォークはもはやただのトレーニングだ。
きつーい。

が、ビーチの一番奥に我々が目指していた Onetahuti Bay Campsite があった。

着いた途端、荷物を放り出してとりあえず海へ。
木陰で昼寝もした。

泳いで、寝て、スッキリしたらお腹が減った。
このOnetahuti Bay Campsite にはキッチンがあり、水も出る。
写真ではちょっと分かりにくいが、飲み水として使用する場合は濾過するか、タブレットなどで殺菌するか、3分以上煮沸するように書いてある。

この日は旅具店が夕飯当番だったので、味噌煮込みうどんを作った。
夕方になりちょっと冷えてきたので、暖かいうどんは最高だった。
汁まで全部飲み干して塩分も補給した。

翌朝、出発前にビーチを見ると、かなり潮が引いて、昨日は入れなかった洞窟に入れるようになっていた。
中に入ってみると、土ボタルがたくさん!
残念ながら写真には写らなかったが、まるでラピュタのポムじいさんのシーンのようだった。

朝からいいものを見て気分がいい。
この日も快晴。

次回、3日目に続く。

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