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黄色い絵、青い絵、赤い絵、黒い絵

最近の作で、色画用紙に顔料マジックで描いた作品、キャンバスに黒のアクリル絵の具(ジェッソ)を乗せて描いた作品等ご紹介します。

黄色い絵
黄色い画用紙に、顔料マジック(ポスカ)を使って描いた作品。

日本人のリアリティーとして、漢字も入れてみました。僕の中では、神様のイメージです。人格神より上の、人間の形をしていない神様です。

青い絵

この作品も、青色の色画用紙にポスカで描きました。初めにイメージはなく、手が動くままに描きました。僕は、何かを考えながら描くというより、何かを感じながら描くタイプです。獅子のようなイメージでしょうか?僕は、絵を描くという行為は、自分にとって、何かの信号?を受信して、それを絵に翻訳するという感じです。

赤い絵

こちらは、赤い色画用紙に描いた作品で、やはり、人間を超えた何かの存在を翻訳した作品です。
ぼくの好きな言葉「考えるな、感じろ!」とは、ブルースリーの名言。彼
も、カンフーをするときは、考えているより、何かとつながって、感じながらアクションしていたのでは?と思います。

黒い絵

黒い色画用紙にポスカ白で描いた作品二点です。
この二点は対になっていて、一点目が「プリンス」二点目が「プリンセス」というタイトルです。
この二点も、最初から対の作品を描こうと思って描いたわけではなく、やっていくうちに、男性的イメージ、女性的イメージが出来て、完成してからタイトルを付けました。

キャンバスに描いてひっかいてみる

この作品は、キャンバスにグレーのジェッソ(アクリル絵の具)を乗せて、カッターナイフでひっかいて、緊張感のある線を描いたり、赤のクレヨンをポイントに入れたり、最小限の要素で描いたミニマルアート的作品です。キャンバスだと、こうした、「ひっかく」という技法が可能になります。

終わりに
僕にとって、絵を描くという行為は、何度も言うように、翻訳行為です。上手く受信するには、感度を上げなくてはならなく、上手くチューニングが合いそうなとき、制作します。一点目が、失敗して二点目を描くと、意外といい翻訳ができる場合がよくあります。スポーツと同じで、制作もウォーミングアップが必要な気がします。
最期までお付き合い、有難うございます。

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