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トリシュナーの声

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ここでは「愛を知る」ことを 最後に告げて終わる詩をお届けします。 ちなみにトリシュナーは サンスクリット語で“渇望“となっています。
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2022年9月の記事一覧

トリシュナーの声 No.16

トリシュナーの声 No.16

流れるまま生まれたこの関係
一時の雰囲気任せでした行動

好みではあるけれど
恋愛というものでは表せなかった

理解されない感情だし
人によっては
腐り切ったゲス野郎なんていわれるな

それでも
話をしていくうちに
互いに好き嫌いを知っていくうちに

かけがえのない人になって

俺は
ゆっくりだけど
愛を知っていく