京螢兎

KateKanadome カメラを持った詩人 詳細はプロフィールをご参照ください。 質…

京螢兎

KateKanadome カメラを持った詩人 詳細はプロフィールをご参照ください。 質問・お話・お仕事お受けしております。 過去の著書「カマイメーロンの花束を」

マガジン

  • 京の詩写暦

    撮った写真をちょっとした暦表にして詩と共に

  • Kate's Sightseeing Photo Album

    Twitterで紹介した写真をまとめたアルバムです、今後思い立ったら記事としてガイドブックにすることも検討中。

  • ヒロシマ 平和を憶う

    過去にTwitterで書いた掲載したヒロシマの原爆の詩集 現在のものも入っております また解説文を含んでおります

  • トリシュナーの声

    ここでは「愛を知る」ことを 最後に告げて終わる詩をお届けします。 ちなみにトリシュナーは サンスクリット語で“渇望“となっています。

  • 悲喜こもごも

    日々の移ろいの中で思いついた短編集

最近の記事

  • 固定された記事

本から光が消える日 カマイメーロンの花束を最終紹介

 書店に並んでいる本やネットに紹介されている電子書籍から命の光が消えるのはいつだろうとこの一年ずっと考えていた。誰かに読まれなくなった。誰からも手に取られなくなった。捨てられた。いろいろ考えて結論は出なかった。 考え始めたのはあと十数日で僕の本から命の光が消える日が来るから。 色々な人の手を借りて2020年7月15日に出版した詩集「カマイメーロンの花束を」が僕の予想よりも多くの人の手に届いて今年2023年7月15日をもって絶版になる。 絶版になったとしてもほんの内容や

    • 京の詩写暦 2024年5月

      頑張りすぎもいけない 5月病になってしまうぞ そんなことを考えながら 5月になりそう やりきった感のある一日を 繰り返している毎日を 噛みしめるように進んではいるけど 大丈夫かな 不安のまま 頑張っているのは きっと疲れて 本当に5月病になってしまうかもしれない そうなる前に 頑張るを 休もう

      • 京の詩写暦 2024年4月

        新しいことが始まって 走り出す こけそうになったって 次の階段を上ろうとしてしまうこともある あせったときだって 無理やり直して進もうとしてしまうこともある 怪我をしてやっと気づく 声をかけられてやっと気づく その前に ゆっくりできたらいい ゆっくりあるいて ゆっくり階段を上って 深呼吸していく 自分らしくいていい ゆっくりでも 自分を大切にして すすめばいいよ じぶんはじぶん らしく一歩づつ

        • 京の詩写暦 2024年3月

          「変わらない君が好きよ」 そういった君が 変わっていく 桜の下で 潤んだ目で 僕に笑いかける いつも見ていた制服から 袖を抜いて 知らない人のように 歩いていこうとしている 変わらないでなんて言えない 変わらない僕に 変わりそうになるような 一言なんて言えない 「変わらない君が好きだけど そばにいる君が一番好きだから 一緒になら変わっていこう」 桜を掴みそうに 差し出した君の手を 僕は握る 大人になって変わっても そばにいることだけは 変わらないから

        • 固定された記事

        本から光が消える日 カマイメーロンの花束を最終紹介

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        • 京の詩写暦
          39本
        • Kate's Sightseeing Photo Album
          27本
        • ヒロシマ 平和を憶う
          32本
        • トリシュナーの声
          18本
        • 悲喜こもごも
          2本

        記事

          京の詩写暦 2024年2月

          満ちて欠けて 育っていく 満ちて欠けて 変わっていく 満ちて欠けて 満ちて欠けて どこまでいけるのだろう 欠けて 欠けて 欠けてばかり 止まらないで 繰り返して 生きていく 人生は そうあってこそ しあわせ

          京の詩写暦 2024年2月

          京の詩写暦 2024年1月

          走って 走り抜けて 息を整えるのも 忘れそうになる一歩 忘れてはいけない そう思ったのは 風のように 通りすぎた後 次は忘れない 次こそは そう思っているだけでも いいから 一歩を大切に 僕は 今を走っている

          京の詩写暦 2024年1月

          明けましておめでとうございます 去年の始めは旅人をしたり 詩集の最後を見送って 後半はゆっくりしてました 今年は文・写真・デザインを 少しずつ活動を 戻っていこう思いますので よろしくお願いいたします。

          明けましておめでとうございます 去年の始めは旅人をしたり 詩集の最後を見送って 後半はゆっくりしてました 今年は文・写真・デザインを 少しずつ活動を 戻っていこう思いますので よろしくお願いいたします。

          京の詩写暦 2023年12月

          いつか忘れてしまうのではないか そうおもって 不安になる 隣で笑っていた友達が 嫌われていなくなってしまうかと思うと 不安になる いつか来る最後が 訪れるのかと思うと 不安になる 夏と冬に挟まれた 秋が消えてしまったことを思うと 不安が尽きない 好きだった秋の色は 白い雪に消えてしまうほど 時間は過ぎていく 不安を埋めるものは 新しいものなのだろう 雪のように 積み重ねて 落ち葉のように 色づいて 不安を楽しみに変えていけたなら

          京の詩写暦 2023年12月

          京の詩写暦 2023年11月

          変化に追い付けないと なにもできないかといわれたら そんなことはない でも気づけば 変わっていたことばかり その時変わらなくていい 急いでも いいことがないと思うなら ゆっくりでいい 進みたい方を 向いて 色づいて

          京の詩写暦 2023年11月

          京の詩写暦 2023年10月

          甘さの満ちた秋の香り スイーツに魅せられる女性 幸せそうな食べる笑顔 素敵だね 素敵だな 気にすると思って 何も言わないで笑っている きっと君は 太ったと落ち込みながら すこしご飯を減らしても スイーツはやめられない 俺が食べてるって言ったら 気にしてふくれっ面になるのは わかってる でもからかいたくなる どんな君でも 愛おしいよ

          京の詩写暦 2023年10月

          君を思えば

          君を思えば

          京の詩写暦 2023年9年

          日が落ちる時間が早くなる セミから鈴虫の愛の声に変わる頃 私の恋も終わってしまう 私を見ていない空返事 遅くなっていくメッセージのやり取り 目の合わないスマホばかり見つめる時間 愛は 出会った日に買ったかき氷のように シロップだけになってしまったなら もう飲み干して さようならを言って 夏は終わったって 言わせてよ

          京の詩写暦 2023年9年

          色ついて感じて 思いを届ける

          色ついて感じて 思いを届ける

          いとおしさを

          いとおしさを

          #平和を憶う 広島市紹介 2023年

           セミの音がけたたましくなる中今年も広島に平和の鐘が鳴る。 78年目のヒロシマ原爆の日はG7やコロナ規制緩和もありひと足は平和の方へ向かって多くなっているが、テロや犯罪に怯えて手荷物や金属検査が各会場入り口で行われている。不安な思いがない平和式典ができたらと僕は心の底で願いながら今年もテレビの前で手を合わせる。  昨年に続き、世界に広がるネットの川から平和を願うオンライン灯篭流しをしているそうなので広島県以外の方日本以外の方平和への願いや平和を願った彼らへのメッセージを流し

          #平和を憶う 広島市紹介 2023年