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ITストラテジスト(2019年取得) 自らの復習として主にシステム開発の上流工程といわ…

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ITストラテジスト(2019年取得) 自らの復習として主にシステム開発の上流工程といわれる部分に関して不定期に発信していきたいと思います。

最近の記事

インタビューは設計が7割~既知情報の整理観点~

インタビューの設計においてまず現在わかっている情報の整理をします。 その整理の観点と手法をおさらいします。基本的なことしか書いてないです。 アナリティクスやログの情報をどう取得するかという感じではなく、逆に整理してみてこういう情報欲しいけどないからインタビュー前に調べられるものは何かな、を明確にするための話のイメージで読んでいただければと思います。 前回はこちら 観点1:5W2Hインタビューというよりビジネスにおいて基礎ですが、その重要性はことインタビューにおいては絶大で

    • インタビューは設計が7割~理系の設計手順~

      前回は理系的インタビューがいいと思う話を述べました 今回は簡単にどんな手順でプロダクト政策に活かすインタビューを作っていくのか、考えている流れについて、シーン別に紹介したいと思います 今後は流れに合わせて具体的な考え方を書いていくつもりです。。。 シーン1:ユーザーの既存の課題や行動を深堀したい目的:ペルソナの業務や行動を理解し、プロダクトのあるべき姿を見出す 実施段階:主に企画初期段階(シーン2と合わせて行うことも多い) 主な確認事項:ペルソナの実態、業務・行動のフロー

      • ユーザーインタビューは設計が7割~理系的インタビューのすすめ~

        タイトルから文系の極みみたいなインタビューにおいて理系的って何?と思われたかと思います。 インタビューにおいて設計がいかに重要か前回noteで記載させていただいた続編になります。 この設計の重要さを改めて説くのが今回の主旨になります 今回はインタビューの設計に大いに役立てられる実験の組み立て方について理解していただき、それをインタビューに活かす方法を考えていきたいと思います。 ちなみに理系的と書いてますが、正直文系の研究においても同様のことを行っている場合があるのであくまで

        • ユーザーインタビューは設計が7割

          昨今ユーザーインタビューの重要性は認識されていて、noteにもいろんなインタビューに関する記事が出ているかと思います。 私の経験上ユーザーインタビューは設計段階でほぼ勝負が決まります。勝負が決まるというのは面白い話が聞けるかどうかではないです。 ユーザーインタビューの目的は開発しているプロダクトをどう改善するか、どう作るのかを明確にするために行うものなので、インタビューからプロダクトに対する次の一手を決めれる材料がそろうかどうかが勝負になります。つまりどれだけ知らなかった気

        インタビューは設計が7割~既知情報の整理観点~

          当たり前のことから復習するDX実行推進Part.3~変化を具体的な形にしよう~

          DXの実行する具体的な考え方を整理するnote第三弾です。ここでいったん完結にいたします 今回は前回計画した変化を具体的な形にしたいと思います。 前回書いててすごく長くなってしまったので要点だけ簡潔にしてみました。 今回のポイント 目次 1ユーザーの状態変化を定義する前回は優先順位をつけて変化を計画しました その次は手始めに行う内容を具体的な形にするために、改めてユーザーの行動や状態を考慮しシステムを使う前後でどう変わればいいのかを改めて定義します。 ここでいう行動や

          当たり前のことから復習するDX実行推進Part.3~変化を具体的な形にしよう~

          当たり前のことから復習するDX実行推進 Pert.2~変化を計画しよう~

          なかなか時間が取れず2回目を出すのが遅くなってしまいました。 前回はDXの実行推進における全体像を復習しました 今回は全体像の一歩目である変化を計画する段階に関して復習していきます 今回のポイント・計画する目的は後の工程でゴールを見失わないため ・優先順位を決める判断軸をチームで共有しよう 目次1 変化させる実行内容を決める 1-1AS-ISを整理する 1-2TO-BEを整理する 1-3ギャップを分析する 1-4アウトプットはどうするのか 2 計画を立てる 2-1優先順位

          当たり前のことから復習するDX実行推進 Pert.2~変化を計画しよう~

          当たり前のことから復習するDX実行推進 Pert.1

          昨今話題のDXについて、今までシステム開発に携わってきた経験や学んできたことをいかし、担当者レベルで実際に実行するときにどう進めていくのかを、4回ほどに分けて私なりの考え方や進め方を記載します。 割と当たり前だと思われることをメインにまとめていくので、何を当たり前なことを書いてるんだとなる部分も多いと思います。一方でそれちょっと違うんじゃないのって部分もあると思うのでご意見いただけると嬉しいです。 手法については、例えばアジャイルであったりリーンであったりウォーターフォール

          当たり前のことから復習するDX実行推進 Pert.1