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高校生が「趣味」をお金にしてみた①

 高校二年生のとき、私は初めて人に自分のデザインを販売しました。そのときに感じたビジネスへの不安、苦難、そして自分で学びに行くことの楽しさを書き残そうと思います。

 自分の趣味を伸ばそうとしている学生にとって、一つの選択肢に…そして見たことのない世界へ一歩踏み出す勇気になれば幸いです。



名刺に興味を持ったきっかけ

 私はもともと「デザイン」に興味を持っていました。それも、主観的でないデザイン。字の大きさや色、情報の整理のしやすさなど、主観的でない「相手を想う」デザインをしたい。そう思って最初に関心を持ったのは…

名刺デザインでした。

研究やピッチなどでたくさんの方から名刺を頂くたびに、誰一人同じデザインのない、名刺デザインの自由さに惹かれていきました。

単なる名刺デザインへの興味から、皆さんから頂いた名刺を100枚ほど観察し、またCanvaやネットに転がっているテンプレート、そして色の勉強、配置など…独学でたくさんの本を読みながら勉強していきました。

「名刺デザイン」への野望

 名刺デザインを学んでいくうちに、ある一つの野望が芽生えました。
それは…名刺デザインに「遊びゴコロ」を広げていこうというもの。何百枚、何千枚もデザインを見てきた中で、最初に思ったことはもう少し「楽しみ」があればな…でした。

 名刺はあくまでも自分の必要な連絡先や情報だけを、厳選して伝えるもの。でもそれだけだったら、紙の名刺じゃなくてもよいのでは…。紙の名刺は捨てない限り、形に一生残る。この文化の美しさを私は守りたい。紙にしかできない「楽しさ」で、もっと受取手に楽しんでもらう方法はないのか。

このとき感じた紙の名刺への物足りなさから、紙の名刺でしかできない仕掛けを考えるようになりました。

例えば…

受け取るときにかたてんてと握手できます

私が趣味から課題を見つけた簡単な経緯

 趣味を追求していくうちに、物足りなさを感じる…私の場合は名刺デザインの「ちょっとした遊び心」でした。

「ビジネス」がアプトプットする場へ

 インプットばかりでなく、アウトプットもしてみたい…その時に考えた方法が「名刺デザインの販売」でした。自分のデザインへの世界を広げ、「相手を想う」デザインかつ、ちょっとした遊び心がプラスされたデザインを探求したい!!!

でもこのビジネス、そううまくいくわけありませんでした。
お金のこと、書類の書き方、何もかもわからない…!
SNSで宣伝、宣伝、宣伝….誰も注文してくれない…!

そんなとき、私はどのような行動を取ったのか。次回、行動編!
そこでは実際に使っているサイトやツール、マインドなどを紹介します。


 ここまで読んでくださりありがとうございます。
私は名刺デザインの他に、かわいい自助具「かたてんて」も開発しています。なっとうを片手で食べてみたり、スプーンを持ちやすくしてみたり…
よかったら覗いてみてください:D



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