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高校生が「趣味」をお金にしてみた②

 第二章では、高校生が初めてのビジネスをするにあたって不安だったことを「どう自ら行動して解決した」のか、書いていこうと思います。

 前回の記事では、私が名刺デザインに興味を持ったきっかけ、趣味から課題を見つけた過程やビジネスへの漠然とした不安を語りました。
名刺デザインに「遊びゴコロがほしい…」そんな想いを書き連ねた前回の記事はコチラ。



価格設定や書類作成について

 値段決定、請求書などの書類、宣伝、売り方…何もわからない私。本を探すにもビジネス本はたくさんありすぎて、何から読めばいいかわからない始末。

どうしよう…そんなときに、ももスタの方から頂いた本が、私を変えました。

頂いた本がこちらです。
山田邦明さんが執筆した『クリエイター1年目のビジネススキル図鑑』!!!

 なんといってもかわいいイラスト!!!
図解が多いので、普段本を読まない方でもわかりやすく読み進めることができます。

 値段決定において「自分の技術の価値」に悩みました。主観的ではなく、客観的に決めるべき。しかし、顧客がまだ0人であったため、データがない…

そんな中、読んだ『クリエイター1年目のビジネススキル図鑑』にこんな記述が。

誰がなんと言おうと、報酬の決め方は自由です。
それが大原則。

『クリエイター1年目のビジネススキル図鑑』

マーケットの最安値とあこがれの人の金額の間で自分の報酬を設計します。

『クリエイター1年目のビジネススキル図鑑』


 顧客がその値段に満足すれば、値段は売る側で「自由」に決めることができる…
 不安ならば市場の最安値とあこがれのデザイナーの金額の間で自分のデザインの値段を決めると、心が楽…この本に背中を押してもらいました。

 また、この本には「怪しい人」に対する対処法も書かれています。
そういった場面に遭遇しそうになると、この本はとても心強い味方になります。というか、実際になりました…感謝してもしきれません。


 領収書の作り方や請求書など、一から作るのはとてもむずかしいので、私は「speec」を使っています。情報を入れるだけで簡単に書類一式を作ることができます。

 ただ、顧客のデータをサイトに入れるのはとても怖いので、このテンプレートを元に、サイトには情報を入れずに自分で作成しています。
 Canvaにもテンプレートがあるので、テンプレートから作成することが一番不安にならないです。


顧客の集め方について 

 まず、最初に直面した課題は「お客さんってどうやって見つけるの…?」でした。クラウドワークスやココナラなどのサイトは、高校生なのでコンペにしか参加できない…だったら自分から宣伝しに行くしかない!!!

 そこで注目したのがTwitterでした。Twitterで「名刺デザイン」と検索。すると、「忙しくて名刺デザインが作れない」「学会って名刺デザインいるのかな」「今から名刺デザイン学ぶにも難しい…」沢山の悩み事が投稿されていました。

そこで私は…自ら宣伝!!!
名刺デザインで困っているフォロワーの人に「名刺デザインつくりたいです!」と言いまくりました。

今考えればだいぶ変な人だったかもしれませんが、この経験が、私を変えました。

この挑戦によって得たものは、話が逸れてしまうため第三章でお伝えします。

宣伝しまくること7人目…初めてのこともあり、心が折れそうになっていた中、フォロワーの1人から返事がきました。嬉しさで視界がぼやける中、注文をうけ、制作…そして販売までたどり着きました!!!

やり取りの仕方も『クリエイター1年目のビジネススキル図鑑』に書いてあったため、とても安心して進める事ができました。

まとめ

恐れずに行動あるのみ


自分の能力への疑心を解消するには…?

 こうやって名刺デザインを順調に作っていくにあたって自分の技術に不安を覚えていくようになりました。何せお金を取るのです。本当にこの値段で妥当なのか、高すぎるのではないのか…

 この不安を取っ払うには、私は「努力量」と「圧倒的な場数」。これでしか解決できないと思いました。修正してアウトプットのサイクルが足りないから不安になってしまう。

そんなときに見つけたのが…「ビッカメ娘」でした。

次回、自分の技術への不安をどうやって解消したか。
場数の探し方と行動して得たものについて書きます。



ここまで読んでくださりありがとうございます。
私は名刺デザインの他に、かわいい自助具「かたてんて」も開発しています。なっとうを片手で食べてみたり、スプーンを持ちやすくしてみたり…
よかったら覗いてみてください:D


かたてんてがちょっとだけよいジュースを飲めます。3Dプリンタ買うために貯金中です。