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[10冊]最近読んだ本をまとめる


はじめに

読んだ本は、「かたかたノート」と題して、アウトプットするようにしていたのですが、これまたサボってました。。。

最後の更新がこちらでした。もう2ヶ月弱も前。。。

最後の投稿から今日までの間に、結構な数の本は読んでいて、本当は一つ一つnoteを投稿したいのですが、結構なボリュームになる(=めんどくさい)ので、簡単な感想とともに、このnoteでまとめてアウトプットしようと思います!

羽田圭介からはじまった、ぼくの純文学

ぼくは基本的に、いわゆる大衆文学しか触れてこず、純文学に触れる機会はほとんどありませんでした。でも、テレビやYouTubeなどたくさんのメディアにでている羽田圭介さんが好きです。そこで、気になっていた「成功者K」を読んでみることに。


成功者K

この本は純文学ではありません。作家として大成功した「成功者K」の成功から堕落までが書かれた物語です。表紙が羽田圭介さんで、主人公が「K」であることから、羽田さんご自身の経験も踏まえて書いてると思われます。どこまでがフィクションなのか、どこからがノンフィクションなのかがわかりませんが、生々しく書かれた成功者Kの物語がとても面白かったです。


スクラップ・アンド・ビルド

「成功者K」で羽田さんのことを知ったうえで、羽田さんの本業である純文学に触れてみたいと思い、芥川賞受賞作であるこちらを読みました。

純文学に慣れていない僕としては、読み終わってから腑に落ちないというか、物語のオチがわからないというか、、、この本って何を伝えたいものなの?ってなりました。そこで解説をいろんなサイトでみてみました。

そこで、純文学の楽しみ方・読み方を知った気がします。大衆文学のように明確な起承転結があるというよりも、読んだ上で読者が抱えるモヤモヤ感も含めて作品なのではないか、と思いました。


黒冷水

出世作の「スクラップ・アンド・ビルド」、出世した後に書いた「成功者K」を読み、もっと羽田さんについて知りたくなったので、もう少し昔の作品で文藝賞受賞作品であるこちらを読んでみました。

結論からいうと、この本は途中で読むのをやめました。物語を読んでて気分がよくないんですよね。決してこの作品が悪いのではなく、自分との相性が悪かったんだと思います。


御不浄バトル

これは、いわゆる純文学というよりも、大衆文学に分類される作品ですね。羽田さんの過去作・出世作・出世後の作品をそれぞれ読んだ上で、ちょっと毛色の違う作品も読んでみたくなり、読んでみました。

主人公が毎回行くトイレを起点に書かれた作品なのですが、日常的に使う「トイレ」からこんな作品をかけるのって、やはり作家はすごいなって思いました。

タイトルの通り結構しょうもない話なので、気軽に読めます。


おいしいごはんがたべられますように

羽田さんを起点により純文学に興味を持ったので、最新の芥川賞受賞作品を読んでみました。

タイトルはなんとなく優しそうで、みんなの幸せを願っているように見えるのですが、内容は全く異なります。「たべもの」を起点に主人公と女性社員が、主人公の彼女にいじめをしかける物語です。

人を祝うのも、飲み食いしながらじゃないとできないって、だいぶやばいな

p86

この一文を読んで以来、ぼくも普段の食事以外の祝いごと・行事ごとで出される食事に対して違和感を持つようになりました。当たり前の存在だったのに、ある作品の一文をきっかけに違和感を持つようになる。作品が日常の当たり前に対して違和感を投げかけてくる。それが純文学の楽しみ方・良さなのかもしれません。

本作品の詳しい解説はいろんなサイトがありますが、こちらが僕はとっても納得感がありしっくりくるサイトでしたので、興味のある方はご覧ください。

もちろん大衆文学も読んでます

羽田さんをきっかけに純文学作品に傾いていましたが、大衆文学も読んでます。

変な家

表紙にある間取り図がすべてを物語っています。普通に見えるけど、ちゃんとみると明らかにおかしい間取り。その正体を突き止めていくミステリーです。

本日はどうされましたか?

病院で起きた事故についての、10名の証言+記者の考察だけで構成された作品です。構成は独特ですが、読んでいくうちに社会の闇(人間関係、噂話、いじめなど)を感じられる作品です。

日本の政治について考える

安倍晋三 回顧録

どの書店にももっとも目立つ場所においてあり、アマゾンでも売上1位を記録していた書籍です。なかなか日本では政治家が回顧録という形で、実態や裏話をまとめたものってあまり見かけないと思うのですが、ときの総理であった安倍晋三さんの回顧録が出されたということで、読んでみました。

もちろん、安倍さん目線でのコメント・主張などがまとめられたものですので、すべてを鵜呑みにするわけではないですが、マスコミやSNSで拡散された情報とは異なる見え方をしている部分が多くあり、情報は常に両面から捉えるべきであると、改めて気付かされました。


集中講義 ニッポンの大問題

日経テレ東大学がYouTube上で後悔していた動画を簡単に1冊にまとめた本です。もとの動画を視聴していたぼくからすると、コンパクトにまとめすぎて、元の動画で伝わった良さが半分以下になっている印象でした。


世界的な名作も読みました

星の王子さま

タイトルは聞いたことがあったけれど、読んだことがなかったこちら。内容については、たくさんの情報があるので割愛します。中田敦彦の解説動画をみて物語の解釈の仕方はわかっていますが、どこか自分ごととして落とし込めてない感じです。

もう一度ゆっくり読んで、あらためてnoteにアウトプットしていきたいと思います。

いま、読んでる本

これらはちゃんと、ひとつずつアウトプットしたいですね(するかはわかりませんが笑)


おわりに

まとめてみると、結構な数の本を読んでますね。ただ読むだけでなくアウトプットして、自分の言葉に落とし込む。そこまでしないと、すぐに忘れてしまうので。。。

いろんな作品・価値観にであえるので、本ってやはりいいですね!!

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