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刀展示ケースEDGE⑦ 設計完了

刀展示ケースEDGEの設計がようやく終わり、現在設計図作成の段階に移っています。



一部は既に加工の段階に移っているので、トラブルなどなければ恐らく8~9月頃には組み上がってSNSなどで公開出来るのではないかと思っています。

ミニモデルを以前製作した際は、背面の傾斜の関係で鞘尻が台座部分や背面のプレートに接触してしまったりで下段にしか拵が飾れなかったのですが、その辺りの角度や位置関係を見直しており上段下段、どちらにも拵を飾れるようになりました。

以前デザイナーの方に製作頂いたミニモデル
以前デザイナーの方に製作頂いたミニモデル


上下どちらにも拵が展示出来る、まぁ当然と言えば当然なのですが今回のデザインで言えば、奥の壁は手前に倒れる方向へ傾斜しており、下の台座は右上に徐々に上がるように傾斜しているという変わったデザインと言う事もあり反りの深い拵などを考慮すると、打刀拵の置き方ならいいけど太刀拵の置き方だと接触するなどもあり、この辺りなかなか位置関係を出すのが難しかったです。

尚、台座や背面のデザインは交換が出来るよういくつかパターン作る予定ではあるのですが、第1段の製作目途が何となく付きそうな段階にようやく来れました。
EDGEについてはずっと製作していた気がするのですが、ようやく形になってきて良い物が作れそうな気がしてほっとしています。
…いや、完成するまでほっとは出来ないですね…。


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それでは皆様良き刀ライフを!

続き

↓この記事を書いてる人(刀箱師 中村圭佑)

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