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平安城鐔① 鹿紅葉図

非常に洒落ていて実に日本らしさを感じる鐔。
鉄地に紅葉と鹿が象嵌で描かれており、櫃孔を銅(鍍金)で埋めている。
横72.9mm×縦75.6mm×厚み4.2mm。時代は室町~桃山頃だろうか。

櫃孔の金色が紅葉の間から覗く月に見え、実に風流を感じる。

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