見出し画像

日本刀の「柄巻」、良し悪しはどこを見れば分かるのか聞いてみた

日本刀の柄巻。
現代刀職展でも柄巻の部がありますが、素人目で見て特賞を受賞する作と、努力賞などの作との間にどのような違いがあるのかが正直一切分かりませんでした。
全部綺麗に巻かれているように見える為です。

そんな折、ちょうど刀装具鑑賞会がありそこに来られていた柄巻師の飯山隆司先生柄巻きのどこを見れば良し悪しが分かるのかについてお話を伺いました。
なるほど、柄巻の良し悪しはこういう部分を見れば分かるのか、と非常に勉強になったのでまとめようと思います。

柄巻は柄(持ち手)に組紐などを巻くことを指します


①柄巻のここを見ろ!(Point1)

組紐を同士をピッタリ合わせて巻いていくが、その際に接合部が分からない物が良いとのこと。ここに間隔が空いているのは上手くない。
そして組紐の線が柄に対して直角になっている事も重要なようで、斜めになっていると良くないとの事。

②柄巻のここを見ろ!(Point2)

ここから先は

820字 / 6画像
このマガジンを購入すると過去記事も全て見れるようになります(単体購入記事以外)。初月無料なのでお気軽にご登録ください。 またまずは月に2~4回程を目標にここでしか読めないディープな内容も書いていく予定です。 このマガジンについて機能を探りながら出来そうな事をどんどんやっていくつもりです。読者限定の交流会(鑑賞会)などもやります。

日本刀の奥深さや面白さ、購入するに当たって持っておいた方が良い知識などについて日々発信しています。 今まで820日以上毎日刀についての記事…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?