見出し画像

「刀と彫刻-木と鐵のにほい-」展へ

今日から5/30まで銀座のギャラリーで開催中の工藤将成さんと外丸治さんによる二人展「刀と彫刻-木と鐵のにほい-」にお邪魔してきました。


場所は銀座SIXから歩いて5分かからない位の場所。
看板などが無くちょっと迷ってしまったのですがこの白いヤマザキビルの2階にあるギャラリー「+NOTION」にて行われています。

階段を上っていくと「+ノーション」の文字が。
この右手で行われています。

中に入ると現代刀匠の工藤将成さん(左)と彫刻家である外丸治さん(右)が迎えてくれました。

工藤将成さん(左)と外丸治さん(右)

今回の展示品は小刀や包丁、刀などの刀身は工藤さんが作り、木の立体作品や小刀などの鞘や柄部の塗は外丸治さんが担当されているとの事。

赤い漆の色が黒檀の柄と合っていてとても綺麗
山城伝に倣ったと思わしき小太刀も展示されていました…!
地刃が共に柔らかく、幽玄な名刀の風格を漂わせていました。
刃文の入ったプレートなども。焼きが入っているとはいえ鋭くはなく切れないのでご安心を。
1つだけ実は目釘抜きになっていました。
色の鮮やかな目釘抜きも販売されていました
外丸治さんの立体作品も数多く展示されています
スプーンや菓子ナイフなど


そしてXでも気になっていたミニ包丁正宗も見せて頂きました…!
こう、なんでミニさにはこうもそそられるのでしょうか。
現在製作中との事で、研ぎなどがまだのようですが販売もされている様子でした。

部分的に刃が見えるようにしているらしいですが、今の状態でも則重のような刃に絡んでいくような地景が見て取れました

このミニ包丁正宗は値段的にもかなり欲しくなる逸品でした。
研ぎ終わってチャンスがあればもう一度見てみたい所ですが果たしてその時まで残っているかどうか…。


・終わりに

工藤さんと外丸さんの二人展は2024/5/30まで行われていますのでこの土日など是非行かれてみては如何でしょうか。
詳細は以下の工藤さんの投稿をご覧ください。

展示会場は銀座という事もあり、刀剣店の銀座長州屋さんで刀装具を拝見したり、銀座SIXの日本刀コーナーなどにも寄ってきました。
日本刀漬けで楽しい1日となりました…!

玉鋼の御守りなどもありました


今回も読んで下さりありがとうございました!
面白かった方はいいねを押して頂けると嬉しいです。
記事更新の励みになります。
それでは皆様良き刀ライフを!

↓この記事を書いてる人(刀箱師 中村圭佑)

「刀とくらす。」をコンセプトに刀を飾る展示ケースを製作販売してます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?