マガジンのカバー画像

刀箱師の日本刀note(初月無料!過去記事も読み放題)

日本刀の奥深さや面白さ、購入するに当たって持っておいた方が良い知識などについて日々発信しています。 今まで820日以上毎日刀についての記事を更新してきましたが、ここでしか書けない…
このマガジンを購入すると過去記事も全て見れるようになります(単体購入記事以外)。初月無料なのでお気…
¥600 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

#刀剣

行光短刀が美しくなって帰ってきました

所持刀の中でも一番気に入っている行光短刀がとても美しくなって戻ってきました!

刀鑑賞は茎から

刀鑑賞と言えば一番に目がいくのが姿や刃文であり次に地鉄だったわけだが、一番先に見るべきは…

刀の夢は正夢に。

またまた刀から呼ばれてしまったかもしれまない奇妙な話について。 ちょっと刀の写真もアップ…

生ぶや在銘品が良くなってきた話

霜剣堂さんの日本刀展示即売会に行ってきました(2024年GW)

今日はゴールデンウィーク初日。 霜剣堂さんの日本刀展示即売会にお邪魔しました。場所は原宿…

価格問い合わせの刀を買う時の難しさ

名刀を名刀と見極めるのは初心者の頃ほど難しい

刀を見始めて日が浅い内は全ての刀が綺麗に美しく見えるものです。 はじめて刀を手に持って鑑賞した時などは興奮と緊張状態でまともに刀を見ることもままならなかった記憶があります。 そのような状態の中で、加えて「○○のような刀が名刀」という基準が自分自身の中にない状態で名刀を判断するというのはだいぶ美的センスに左右される話かと思います。 世の中には非常に美的センスに優れた方がいてそうした方は刀に詳しくなくても姿のバランスや匂口の柔らかさ、地鉄の深みなどから名刀を見抜ける人もいるでし

「刀座2024」に行ってきました

今日は西の大刀剣市とも言える「刀座2024」へ行くため大阪へ。 横浜は嵐のような雨と風で辛か…

祖父刀⑧ 鑑定に出しました。結果は…

祖父から引き継いだ刀を鑑定に出してみていましたがその結果が出ました。 祖父の刀は以下のも…

出物獲得は早さと運と縁の勝負

名刀。 名品。 出物。 掘り出し物。 実際に「出物」や「掘り出し物」と呼ばれる物は安く買え…

少し長めの「剣」を発見

今日は神田で刀装具の勉強会があったので近くにある神田藤古堂さんを訪問しました。 少し前に…

重要刀剣指定展は前売情報的なものになりえるか

2024/2/23~4/14まで両国の刀剣博物館にて「第69回重要刀剣等新指定展」が行われています。 …

虎徹の不出来説について思うこと

虎徹といえば刀に興味が無い人でも名前くらいは聞いた事のある有名な刀工。最上大業物でもあり…

江雪左文字の拵

現在刀剣博物館で開催中の「正宗十哲展」には江雪左文字の拵が展示されている。 ぱっと見は一見変哲のない地味な出鮫鞘打刀拵に見えるが細部まで見てみっると意外に古色が感じられるし面白い点もある。 江雪左文字は南北朝時代の左文字の貴重な太刀。国宝。 近年に左文字の太刀が1振見つかったが、それまでこの江雪左文字が左文字唯一の太刀と見られていた。 主な歴代所有者は「北条氏に仕えた板部岡江雪斎→徳川家康→家康十男の徳川頼宣→ふくやま美術館」。 ・柄柄は革巻。革巻の山と谷が上下交互に入れ