片道 のぼり

ここに私が至ったのは、わが子の不登校をきっかけに自分が変わったからだと思う。このnot…

片道 のぼり

ここに私が至ったのは、わが子の不登校をきっかけに自分が変わったからだと思う。このnoteにはわが子の不登校がどのようなもので、そこから私が何を学んだか、ということを書く。不登校で悩む方や、社会で生きづらさを感じている人の何かの参考になれば幸いです。

最近の記事

フトウコウのはなし その4.ジョウシキをひっくり返す

前回お話したとおり、今回は「常識をひっくり返す」ということについてお話ししたい。 1話目・2話目でもちょいちょい出てくるが、不登校・引きこもりの解決に向かうには、本人含む当事者すべての「常識」をひっくり返す必要がある。 それは、本人がどん底から這い上がるのにまず必要なものが喜びや希望だからである。(念のためお伝えしておくと、最初に必要なものは強い意志の力でも忍耐でも無い、これらは後から生まれてくる) これを得るには、まず周りの大人たちが社会の常識に囚われずサポートする環境

    • 【私の働き方実験】アーティスト活動は副業として成立するのか#最終報告書

      本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」の活動の一環として、私個人が行う「働き方実験」についてまとめたものです。 ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」の研究報告にnoteが指定媒体のため、これからいくつかこういった報告書を作成します。今回は「最終報告書」。 ◆実験の目的と背景現在、私はスーパーでお惣菜を作る早朝アルバイトと副業でグラフィックデザイナーと主婦と3つの仕事を掛け持ちしているが、将来的にはグラフィック「デザイナー」でなくグラフィック「アーテ

      • 【私の働き方実験】アーティスト活動は副業として成立するのか#中間報告書

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        • フトウコウのはなし その3.ココロとカラダ

          前回、私たちが「原因さがし」によっていかに親子共々自信を失ったかについてお話した。しかし、私がこの行為が間違っていることに気づいたのは、自分たちの自信が損なわれたためではない。今回は、私が子供の不登校体験を通じて知った、体と心の関係性についてお話する。 前回も少し話に出たが、一日も行かなくなるまで、夫は帰るたびに子供にいろいろ言葉をかけた。 正直、私の中では、育児の大部分は私に押し付けられていて基本的に彼は私の報告を通じてしか状況を知らないし、そもそも残業とか休日出勤とか

        フトウコウのはなし その4.ジョウシキをひっくり返す

          フトウコウのはなし その2.

          今回は不登校で最初に親がぶつかる壁「なぜ学校に行けないか」という疑問について話をしたいと思う。口に出すか出さないか、その表現も千差万別ではあるが、不登校を知らない人(初めてわが子が不登校になった親含む)は、まず必ずその問いをする。 最初にハッキリさせておきたいのだが、その問の答えは「分からない」のがどなたのパターンにも一番当てはまると思う。それは、本人の意識の深いところで起こったことなので、本人の意識に上がってきてなおかつ本人が、その内容を整理できないと説明できないからだ。

          フトウコウのはなし その2.

          【私の働き方実験】アーティスト活動は副業として成立するのか

          本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」の活動の一環として、私個人が行う「働き方実験」についてまとめたものです。 ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」の研究報告にnoteが指定媒体のため、これからいくつかこういった報告書を作成します。今回は「実験計画書」。 ◆実験の目的と背景 現在、私はスーパーでお惣菜を作る早朝アルバイトと副業でグラフィックデザイナーと主婦と3つの仕事を掛け持ちしているが、将来的にはグラフィック「デザイナー」でなくグラフィック「ア

          【私の働き方実験】アーティスト活動は副業として成立するのか

          フトウコウのはなし その1.

          ここに私が至ったのは、わが子の不登校をきっかけに自分が変わったからだと思う。このnoteにはわが子の不登校がどのようなもので、そこから私が何を学んだか、ということを書く。不登校の問題は、ザックリ言うと「社会によって心の自由が危機にさらされていることの現れ」だと思う。細かいことはさておき。そのような訳で、現在お子さんの不登校に悩む親の方はもちろん、今社会で、なんとなく生きづらい、と感じておられる方にも参考になると思う。 ただ、私は今も変わっていく途上にあって、これからまた少しず

          フトウコウのはなし その1.