頑張っているワーママに届け!大丈夫、今日も満点。未来も満点
わが家にとって、長男が小学校1年生のときが一番大変でした
いい意味でも、悪い意味でも、いろんな『思い』を置いてきました
今現在、お仕事をしながら、幼いお子さんと過ごすお母さんたちへ
そして、あの頃のわたし自身へ
この記事を綴ります
◇ ◇ ◇
1歳の頃からグレーゾーンと言われてきた長男
それはそれは、とっても元気boyでした
スーパーで、買い物中の女性に「大変そうね~」と声をかけられたり
同じ電車に乗り合わせた男性に「危ないだろう!」と怒鳴られたり
民間の保育園で「ウチは最小限の保育士数なので…」と退園を促されたり
元気ったらありゃしない未就学時代でした
◇
その彼が、小学校という社会へ出るときには
そりゃもう、心配で、心配で…
少しでも理解を得られる環境を作っておこうと
事前に小学校や、学童施設に出向いたり
病院や療育の先生に、何度も何度も相談したり
できることはやっておこうと、有給休暇を使っていろいろ動きました
◇
気忙しく準備し、いよいよ迎えた入学式
と同時に
わたし自身が人事異動で、新しい環境に身を置くことになりました
長男と自分と、各々が慣れない環境での春
おもらしをした、消しゴムのカスを食べている、お友達を蹴った・叩いた・押し倒した、学童施設に来ていない ← わたしが休む連絡を忘れたのも含む (;^_^A
列挙したらキリが無い、とにかく頻繫に電話がきました
(保育園の頃は、発熱等の連絡しかこなかったので、改めて保育園の先生たちに感謝!!!)
入学受付から始まり、入学式・参観日・家庭訪問
※当時は、担任の先生が家にあがる方式の家庭訪問がありました
全て平日なので、週1のペースで、有給休暇を使用した4月
休むってことは、その前後に、スケジュールを圧縮する訳で…
入学前の準備のときから、そんな状況なうえ
人事異動の準備、新しい部署で仕事を覚えながらだったので
5月末の運動会を迎える頃には、もうヘロヘロでした
◇
仕事の日より早く起床し、お弁当作りから始まる朝
もともと料理は、ニガテ&キライなのに
両祖父母の分も、作らなければならないハードルの高さ
運動会用のお弁当を予約しようと思っていたのに
気がついたら、どの店も予約の締め切りが終わっていました
前の日に、デパ地下の閉店直前に駆け込み
残っているものを買えるだけ買い
ギリギリ手作り?弁当を、なんとか作りました
◇
小学校に着いたときは、開会式の後半
観覧席とは言えないような、端っこに
何とか場所を見つけてシートを広げました
その日は、日差しがとても強い日で、一日がとにかく長かった
疲れきった身体を奮い立たせ、ただただ閉会式を待ちました
終わったあと、放心状態で思ったこと
「これを、あと5回…」
気が遠くなりました
◇
運動会の写真に残る、長男の笑顔を
果たして、わたしは自分の目で見ていたか自信がありません
写真の中にいた時間より
思い出として眺めている時間のほうが長くなって
「この頃って現実だったのかな?」とすら思います
アルバムの、このページを開くたびに、胸が締めつけられます。今でも
◇
そんな長男は、今はもう高校生
支援高校ではない、一般的な高校に通っています
ちゃんと思春期男子って感じで、親とあまり話さなくなりました
スマホの中や、友達との時間が大事になり、学校は休まず通っています
あんなに心配して、必死で仕事とお母さんをやって、無念な思いを引きづって…
この未来を迎えて思うのは、もっと手を抜いても良かったのかも、ってこと
ほんと、我ながらボロボロだったから
でも、アレがあっての、今なんだろうなぁ
今の長男の姿が、あの頃のわたしを救ってくれます
◇ ◇ ◇
今現在、お仕事をしながら、幼いお子さんと過ごすお母さんたちは、もっと要領よく、毎日を過ごしているのかもしれません
10年前と、働き方も大きく変わったでしょう
それでも、社会的責任を負いながら、母としての毎日を、きっと心身ともに頑張っていることと思います
毎日、ヘトヘトになりながら、わが子に対して
反省したり、後悔したり、ときには無念な思いを持ち続けることもあるでしょう
でも、それで大丈夫!
今日の自己採点が、もし60点なら、今日は60点満点
明日の自己採点が、もし40点なら、明日は40点満点
昨日も今日も未来も、満点だから、大丈夫なんです!!
どうぞ、少し力を抜いて、かわいい盛りを満喫してほしいです
◇
お仕事も頑張るお母さんに、届くといいな
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