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オリジナル小説 ふたりぼっちのあとがき

こんばんは。日が伸びているのを感じる季節になりました。暦の上では春。花粉症の対策をしながら、春という季節を満喫したいです。
閑話休題。
私のオリジナル小説、「ふたりぼっち」は、鬼束ちひろの楽曲を聴いて生まれました。

穏やかな曲調なんだけれど、歌詞はシビアで、どこか幻想的。
この曲を聴くことにより、灰村と伊織のお話ができました。二人が心中することは物語を書き始める前から決まっていました。
科学的根拠はないのですが、「二人精神病」という言葉があります。その病を、灰村と伊織に当てはめて書いたのが、この「ふたりぼっち」という作品です。
最終的にこの恋人たちは死に向かっていて、今回私が書いたのは、生前の話になります。

ハッピーエンドって何だろう。
物語の登場人物たちが、「それでも自分は幸せだった」と思える結末を目指して、私は日々書いています。

読んでくださり、ありがとうございました!

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