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読書「ふたつのしるし」宮下奈都

ハルと遥名

育った環境も

場所も

接点はないけれど

なぜか会ったことがあるような

昔から知っているような感覚

不器用な生き方をしてきた二人

不思議な繋がり

でも

偶然ではなくて

必然であったような出会い

風にぶち当たり

荒波に流される

だからこそ

勘が磨かれ

出会いを呼び寄せる

        かすみそら


 ハルと遥名、二人のハル。私自身も不器用な人間なので、不器用な生き方をする登場人物と自分を照らし合わせ、共感できるものがたくさんありました。宮下奈都さんの作品は、いろんな人間を受け入れてくれる、温もりある作品が多くて好きです。


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