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読書 「内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える」 スーザン・ケイン

性格の違いに、

「外向型」「内向型」という言葉を見聞きする。

国や地域によって異なる場合もあるが、

一般的に外交型が多いと言われ、

行動的、社交的、発言力がある…など、

「こうあるべき」

と良い指標になりやすい社会となっている。

「内向型」は、内気であると言われ、あまり良い印象を持たれないことが多い。

しかし、

熟慮する、リスクを回避する、

という点では、冷静に分析し判断する力が備わり、

時には、周囲と調和し、

リーダーとして活躍している内向型もいる。

また、想像豊かで一つの事に集中できる特質もあり、

芸術家や発明家など、

新たな物を作り上げる事ができる、

底力というものもある。

「外交型」と「内向型」

お互いの価値観や性質の違いを理解、尊重し、協力できる世の中になると、

もっと、もっと、良い物がたくさん生まれるのではないだろうか…

心理学、脳神経科学、性格特性の歴史など、あらゆる情報源が本の中に記され、

とても興味く、

内向型の人だけではなく、

外交型だと思っている人にも読んでほしい一冊。



ちなみに、私は、刺激に弱くて、静かな居場所を好む、超内向型。

休日は、賑やかな場所に行くよりも、自宅で本を読んだり、絵を書いたり、のんびり散歩に出かけたりと、ゆったり過ごす方が好きな人間です。
こうして充電する日がないと、ヘトヘトになってしまいます。

しかしながら、外の世界では組織の中で、時にはリーダー的な役回りもしなければならない立場であり、頑張って仮面をかぶって立ち回る事も多い日常です。

そんな中で自己肯定感を高め、上手に内向型が活かせるヒントをこの本で教わったような気がします。

              かすみそら


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