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精神障害を持つ私と生活状況

私は2023年に、人生の節目となる大きな変化を経験した。その変化は、結婚と就職の二つだった。それらと私の病について、書いてみる。


2022年秋
私は2022年に、主人と、主人のご両親3人を実家地域(封建的な農村部)の自社式典にお招きし、私の両親や親族と対面して頂く。しかし、父は神社の式典の仕事で、ほとんど3人のお客様とお話が出来なかった。

2023年春
また主人と私の双方の両親と再び顔合わせをする。

2023年初夏
親族のみの小さな食事会を開催する。食事会では、双方の親族との絆も深まった。新郎が主となり、食事会を取り仕切る。

2023年秋の始め。
入籍。これで、私と夫は法的にも夫婦になった。私は結婚を通して、家族の大切さや幸せを感じた。

次に、就職について

私は正社員として一度も働いたことがなかった。大学卒業前に就職活動をせずに、自分で「アルバイトで働きながら、図書館司書資格取得を目指し、大学に通う」と決めた。資格を取った後も、様々な職種を転々としてきたが、どれも長く続かなかった。職業訓練に行ったり、働く先で必要な資格(初心者向け)を取得したので資格はたくさんある。しかし、それらを活かすことが出来ない。私は「自分のキャリアを捨てた」と言えるだろう。

私は、働くのが夢だった図書館で働いたこともあった。しかし、その仕事を続けて、経験を積み重ねていくことができず、転職した。転職の原因は、職場の人間関係や、ストレス性の蕁麻疹が出たこと、仕事の能力不足、遅刻癖、体力が無いなど色々あった。体力が無くて、疲れやすく、週5日で8時間も働くと身体が持たなかった。休日も精神的に自分で休めなかった。私は「経済的に自立できるだけの給与をもらうために、無理をしてでも働く」という働き方を辞めた。そんな働き方はできないと、悟った。何年も同じ職種に居られなかったのも、いろいろ自分について、わからなかった事があるし、上に書いたことが原因だ。

私は今、パートで雇用され、1日5時間の週4日で仕事をしている。今の職場は、自分の興味がある分野で、職業訓練でも勉強した内容が生かされている。仕事の時間は短く、それは持続できる体力と精神的な課題があるからだ。新しい職場では、自分がどうしても無理なこと等を他人に頼めるようになった。

私は、自分の働ける範囲でお金を稼ぎ、家庭内では、夫の勉強(資格を取るために勉強している)に支障がないように家事をする。夫は、家事が出来るので、6割私、4割夫という分担で家事が成り立つ。そして、私は暇な時間に好きなYouTubeの番組やアニメを見て、夫と暮らす。これが私の選んだ生き方だ。無理をしないマイペースを貫いている。この生き方には、昔の私は嫌悪感を抱いていた。しかし、私自身が、ずっと働く中で自分の出来ることや無理なことを理解し、「自分の生き方」を決めた。

これは変わるかもしれないが、今の生き方に不満はない。ただ、子どもを持つとか、私の実家がある地域に引っ越すなど、将来を考えた上で、ずっと働き続けていくのなら、どこでも働けるような経験を積んでいかないといけないと感じる。そのために、頑張らねばと思う。

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