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人間は意外としぶとい生き物

1週間食べられない日々が続いた。

何を食べても胃が受け付けなかったのだ。

4日を過ぎたあたりから、何か食べてはいけないような気がした。

人間に平等に与えられている24時間が、自分の意志とは反対に奪われているような気がした。

結局1週間暗い部屋で過ごして、病院に行った。

結果心拍が140を超えていたというだけで、その他異常はなかったのだが、人間には目に見えない、危機能力が生まれたときから備わっているのだと実感した。

全人類に備わっている危機能力が、私を救った。

目に見えないものほど偉大で、私たちの脅威になる。

洞窟が怖くて、迷路が怖くないのは、目に見える「出口」の存在があるから。

人生100年時代、生きる。何気ない毎日を、目に見えない脅威に負けず、今を、1日でも長く生きる。生きてみせる。


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