初めての漫画持ち込みで目が覚めた話
ちょっと最初に嬉しかったので個人的ご報告♥️
もうひとつ縦スク漫画、線画担当の連載のお仕事が決まりました！
現在のエッセイに加えてこちらも出張編集部でのご縁です。
出張編集部に関してはまた後日お話致します。
今日は初めての持ち込みのお話です。
ネームで編集者さんのDMへ持ち込み
初めての持ち込みはTwitterのDMを利用したweb持ち込みでした。
利点としては雑誌への投稿(1-2ヶ月結果までかかる)より早く(１週間くらい)講評がいただけることと、DMなので結果が非公開だということ。
Web投稿サイトもいいのですが結果や講評が誰にでも見えますからね。
ネームでも見ていただけたので、雑誌への投稿前に腕試しと思い、ネームで32Pの少女漫画(?)を作りました。
正直、画力にはそこそこの自信がありましたし、すぐに担当さんなんてつくだろうという自惚れと甘い見通しがありました。
返信は本当に長文で丁寧に優しく、導くように初心者向けのガイドへのリンクも丁寧に貼ってくださった、親身な講評でした。
そしてそれだけに、鈍器で殴られたような衝撃と顔から火が出るような恥ずかしい思いをしました。
実際どんな講評だったのか
講評の内容を要約するとこうです
⚫一定の画力はあるが絵柄が少女向けではない
⚫吹き出しを先ず配置して読みやすくする
⚫状況が分かりにくいので、ネーム持ち込みでももう少し背景など分かりやすく描きこむ
⚫場転には一旦ロングショットを入れる
⚫まずは次の作品では「見開きにひとつ大きな絵を入れる」事を意識してはどうか
⚫話の軸がぶれて、主人公が何をしたい話なのか分からない
以上です
……つまり、まあ絵が描けないわけじゃないが、全くマンガの基礎がなってない、って事ですね……
お話以前にもう画面構成からですよ！
よくこれですぐ担当つくとか思ってたな！？って本当に今思えば自分にビンタかましたくなりますが、同人と商業はこんなに違うんだということを実感しましたね。
目の前が真っ暗になりましたが、落ち込んで描けなくなっている余裕は50歳の私にはありません。
ここから真面目に往年のスポコンばりのマンガ道が始まります。
まずはいっぺんにあれもこれもはできないので、主人公のやり遂げることをはっきり決めることと、見開きにひとつ決めゴマを作ることを意識して作品を作ろうと思いました。
次に作ったその作品は、長年の夢だった少女漫画です。
制作は22年4月。
制作期間は1ヶ月切るくらいだったかと思います。
明るいけれど落ちこぼれで、楽しく過ごしているけど自己肯定感の低い女の子が、憧れの男の子と初めて本気で勉強をして自信をつけ、告白する話です。
恥ずかしいけれどリンクします。
これをアップアップしながらも仕上げて、持ち込みに向かう先は…!
そう！冒頭にお話した出張編集部です！
初参加の詳細レポは次回に！
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