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『みんなのふわっとゆるっとおてて絵本』

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『おてて絵本』企画の作品収納マガジンです。募集予定数が上回りましたので企画は終了しておりますが、作品の完成をお知らせいただければマガジンへの追加をさせていただきます。 https… もっと読む
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記事一覧

【おてて絵本】『やさしい』のまち 3

⭐ おてて絵本は、両手を本に見立て、想像力を働かせて物語を作り上げていく親子遊び。(ウィキより) ✨ わすれちゃった人たち ✨ おててを合わせゆっくりひらいたら、 きょうもみえるかな? 『やさしい』のまちのおはなし。 ほら、見えてきたのはおさんぽしてる 男の人と小さなこども。 どんなお話をしてるのかな? 昨日は、せんせいとおかあさんから、 『やさしい』のおはなし聞いたんだってね。 じゃぁ、今日はおとうさんと話そうか。 おかあさんのおなかからもってきた『や

【おてて絵本】『やさしい』のまち 2

⭐ おてて絵本は、両手を本に見立て、想像力を働かせて物語を作り上げていく親子遊び。(ウィキより) ✨ 見えなかったよ ✨ おててを合わせゆっくりひらいたら、 きょうもみえるかな? 『やさしい』のまちのおはなし。 ほら、見えてきたのは小さなおうちの 女の人と小さなこども。 どんなお話してるのかな? おかあさん、きょうね、あのね、 せんせいが『やさしい』の話をしてくれたんだよ。 赤ちゃんはみーんなお母さんのおなかから 『やさしい』をもって生まれてくるっていって

【おてて絵本】『やさしい』のまち 1

⭐ おてて絵本は、両手を本に見立て、想像力を働かせて物語を作り上げていく親子遊び。(ウィキより) ✨ せんせいとおひるね ✨ おてて絵本の世界に行くのはとっても簡単。 静かな気持で右手と左手をゆっくり合わせて、 そぉ~~~っと開けば、 読んだことのない、 新しいおてて絵本のできあがり。 さぁ、目を閉じてごらん。 そこに見えてきたのは、 大人の女の人と、 10人分くらいの、ちいさなお布団たちだよ。 よーく見てみて。 お布団のなかには 小さなお友だちのき

【おてて絵本】ありがとう。ありがとう。

【おてて絵本】冷蔵庫大好き

冷蔵庫。家に帰って一番に僕が行くところだ。 「ただいまぁ。」 玄関のドアを開けると一直線に冷蔵庫に向かう。冷蔵庫の扉を開けてのぞきこむときがたまらない。 ドアポケットにある冷えた牛乳をコップになみなみと注ぎ、チルドルームに入っている3本セットの魚肉ソーセージを1本抜いてむしゃむしゃ食べる。 「ほら、また開けっ放し!はやく閉めなさいっ。」 いつもこうやって怒られちゃうけど、どうしてだか止められないんだよな。 あるときいつものように、ドアを開けてじいっと見ていたら、冷

サークルメンバーによる朗読『みんなのふわっとゆるっとおてて絵本』

『ふわっとゆるっとおてて絵本つくりませんか』企画進行中のかすみです、こんにちは。 こちらは、『読書KIDS 親の会』サークルメンバーによる朗読専用の記事です。担当が音声配信記事をアップした順にご紹介してまいります。 この企画のもう一つの魅力だと思っておりますので、ぜひお聴きください。 『カメの木登り』【Ikumiさんより】 実は、この絵本に出てくる「木」は親としてのありかたを勉強中の私の気持ちが入っています。 きっと、登れない木は出てくる。そんな時にほほえんで存分に見守

黒猫ピスタチオの旅立ち【WACK】【おてて絵本】

         📙おはなし📚 ピスタチオは、心優しい黒猫です。 ノオト村に住んでいました。 引っ越してきた人に、村の歩き方やお店の場所を教えました。 迷っている人を道案内しました。 おなかがすいている人にたべものを分けました。 みんなピスタチオを大すきでした。 ピスタチオは音楽家です。 かっこいい曲や美しい曲を次々に作りました。 住んでいる人のために作った曲がたくさんあります。 ノオト村の人が書いた詩やお話に曲をつけるのも上手でした。 作られた曲を村の歌姫・k

くるるんのおてて絵本あつめたよ

くるるんのもとに一通の手紙が届きました。 『おてて絵本あつめませんか』 おてて絵本?? なんだかとってもたのしそう!! けれど、どうしたらいいのかさっぱり分かりません。 「くるるん、どうしたの??」 ふりむくとそこにはハートちゃん。 「おててえほんをあつめたいのね!わかったわ」 そう言ってハートちゃんはてがみを風呂敷に包んでぴゅーんと飛んでいきました。 どすん どすん  とすん とすん おお~きいおすもうさんとち~さいおすもうさんがやってきました。 「おお

【WACK】白の読み聞かせvol.2

昨日に引き続き、違う絵本を読んでみた。もちろんこれは俺の勝手なので、企画の数に入れない番外編ってことで笑 ねえねえ、今日もお話聞かせて! そうだなあ。今日は、あのお話にしようかな。 卵を包むように重ねた両手をそっとひらく。 涼やかな風がふわりとほおをなでた。 ※※※ 『ともだち』 とくとくとくとく 道をゆくよ 木の枝片手に ブンブンブン 冷たい風をきりさくよ とくとくとくとく 道をゆくよ やぶをふみわけ ゴサゴサゴサ きりキズすりキズ気にしない

【WACK】白の読み聞かせvol.1

追記このお話をきいすちゃんが朗読してくれました。こちらにもつなげておいていつでも聞けるようにしておくよ。 この記事はふわっとゆるっとおてて絵本参加記事です。といっても、多分〆切とかそういうのは気にしていないいわゆる、勝手に乗っかる企画なのでご理解ください笑 ねえねえ、今日もお話聞かせて! うーん、そうだなあ。よし、こんな話はどうだい。 前に差し出された、卵を包むように重ねた両手をゆっくりひらくと、そこから光がこぼれ落ちた。 ※※※ まだ星が夜空にもっとたくさんあっ

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クマさんのはじめてのおともだち(おてて絵本参加記事)

むかしむかし、あるところに クマさんがいました。 クマさんは森のおくに、1人ですんでいました。 ああ、ぼくは、森にずーっと、1人。 あそぶときも、ごはんを食べるときも、1人きり。 1人はさみしいなぁ。 クマさんは、おともだちを さがしていました。 そんなある日のことです。クマさんのおうちのそばに、赤いリンゴがなりました。 「うわあ!なんておいしそうなリンゴだろう!」 クマさんは、さっそくリンゴをとってきて、むしゃむしゃ食べはじました。 するとそこへ…… ガサガサ…ガ

オーキイネと仲間たちの冒険

☆ふわりさんに素敵な朗読をしていただきました!ぜひあわせてお楽しみくださいね☆ ぼくのあだなは『オーキイネ』。 うまれたときから、ずうっとおおきいんだって。ぼくはいま4さいだけど、なんねんせい?ってよくきかれる。そしていっつもみんなに『オーキイネ!』っていわれるんだ。 うちには、ノエルっていう、いぬがいるよ。 ノエルは、からだはちいさいけど、こえがすっごくおおきい。あんなにおおきなこえがでるんだから、きっと、もうすこししたら、トラかライオンみたいになるとおもう。 で

彩雲(にじとくも)〜おてて絵本企画参加〜

彩雲(にじとくも) くもは、いった。 「ねぇ、にじくんは、 どうして『にんきもの』なの?」 にじは、いった。 「そりゃあ、カラフルだからかな?」 「きっと、そうだよ。いいなぁ。」 「そうかい? でも、くもくんがいるから、あめがふる。 ぼくのでばんがあるのは、きみのおかげさ。ありがとう。」 「そう?こちらこそ、ありがとう。 ねぇ、ぼくも、『にんきもの』になりたいな。」 「え?くもくんは『にんきもの』だよ。 めくるめく、かわるきみのかたちを おもしろいなぁと、なが

ねー、ねー ◯つくろー いいよーつくろー てをつないでみた うーん…△ ◯じゃなーい わたしもいれてー てをつないでみた うーん…▢ ◯じゃなーい ぼくもやりたいー てをつないでみた うーん…☆ ◯じゃなーい わたしもやりたいー てをつないでみた うーん…⬡ ◯じゃなーい ぼくもー、わたしもー オレもー、あたいもー パパもー、ママもー おじいちゃんー、おばあちゃんー となりの家のわんこまで… できたー おおきな、おおきな まんまる 「〇ってどう