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hananosu
華子の日記「マコトくんとヨウちゃん」離れていてもさみしくない関係
もともと、男性セラピストさんはお金で時間を買って会う人です。
しかし、私は素人ゆえにアキラ君に「恋」をして苦しみました。
この2か月。マコトくんと会う日々です。
でも、不思議な存在のマコトくん。
別れた日はマコトくんの残り香が切ないのですが、仕事に追われ、家事に追われ、お猫様のお世話に追われるとマコトくんの存在が苦ではないのです。
逆に。
一緒にいて一方的にマシンガントークをする私に要点を指摘し、整理してくれる。私にとっては「セラピスト」そのものです。
マコトくんと湯舟につかると私のぶよぉぉんとしたお腹をつまむ。
私はもちろん嫌なので
「普通さ、おっぱいとか触んない?」と照れながら言いう。
「え~。なんか、このぷよぷよがきになぅ。」と笑うマコトくん。
私は、「ええ、ええ、そこだけで5キロはあること自覚してるからやめてくんないかな。」会話は絶えず途切れず、笑いになる。
かといって、私が本を読み始めてもマコトくんは邪魔をしない。
二人の沈黙も幸せな時間。
会う回数がふえて。
お互い本当の姿にはまだほど遠いけど・・・。
そんな二人の過ごし方が見つけられて第二の我が家のように思い始めている私。
沼には気を付けよう。
同じ過ちで周りを巻き込むことはしたくない。
マコトくん。
静かに大切に癒されていたい。
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