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華子の日記「マコトくんとヨウちゃん」快

意味
①こころよい。気持ちがよい。よろこばしい。「快活」「快挙」「快調」

マコトくんとの時間。
それはすべてが 「快」

彼とはあった時間から前戯がはじまっている。

手をつなぎ、会話を楽しみ、食事を共にし。
すべて前戯。
東京じゃないのに人目を気にしなっていく私。
見えている世界はマコトくんだけ。
ホテルに着いてもテレビを見て会話をし、気が付くと日付が変わる。

「眠たくなったね。」と私が思うまで笑い声は続き、
眠そうなマコトくんの顔を眺める。
何時間にも及ぶ前戯だ。
シャワーを浴びたり、時には一緒に湯舟で会話を楽しみ、時間はあっという間に自由な気持ちの中で過ぎてゆく。

ベットに入り肌がふれあっても前戯は続く。

次第に。自然に。私は呼吸が乱れてゆく。
マコトくんはわかっているのにゆるやかにやさしく私を楽しむ。
彼の肌のにおいが私自身を興奮させてゆき気が付くと私はすべてをマコトくんにゆだねて別世界にいく。

出会った頃は喘ぐ限界を感じ、抵抗していた私の身体は恥じらいも捨て今ではすべてを投げ出し、さらけ出し、マコトくんに溶け込んでいる。
眠りにつくまでお互いの肌は離れない。
そして眠っていても離れない。
すべてを包み込み私に「快」を与え続けてくれているマコトくん。
肌を重ねるたびに赤ちゃんのように私は包まれて眠っている。
包むことができるマコトくんの
その才能は神様から与えられたものだと思う。

「快」

快楽ではなく「快」

私を否定しない「快」

包まれて目覚めるとまた、自然と身体が火照ってゆく。
終わらない「快」

私の脳と身体の感じている「快」を説明するには文字力が乏しすぎると思うくらいのマコトくんが私に与えてくれる「快」は不思議なことに今後の私をさらに成長させてくれる気持ちになる。
淫らで淫乱な行為であるはずなのに・・・。

神様がマコトくんに与えた能力で私は生まれて味わったことのない「快」を
手に入れた。

次はいつ会うかわからないそんな関係。
飛び込んだ女性風俗の世界。
危うい世界で手に入れた「快」はいつかただの快楽になるのだろうか。
いや、今は考えないでおこう。
彼の肌のにおいを脳が覚えている間は彼がくれた「快」を堪能しておこう。

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