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友達とお金。

当院の患者さんがおっしゃっていた話なのですが、お友達がある接骨院に通われていて、「『友達を連れてきてくれたら、あなたが1500円オフになります』と言われたから一緒に行こうよ」と、しつこく誘ってくると嘆いておられました。

私が最も嫌いなやり方です。

そもそも友達関係というのは、決してお金では量れない、かけがえのないものですよね。
「百万円払うから親友◯◯と縁を切れ」と誰かから言われたとしても、決してできませんよね。

逆に「百万円払うから僕と友達になってくれへん?」と言われても相当気持ちの悪い話です。

それだけ「友達とお金」というのは「水と油」といってもいいくらい、決して結び付かないものだと思うのです。

ですから、親友であれば美味しい店があれば損得抜きで紹介するし、いい治療院があれば無償で紹介するのが当たり前のことだと思うのです。

「見返りが欲しいから友達にいい店を紹介する」というような人をはたして親友と呼べるのでしょうか。

宗教の勧誘や保険の勧誘、ネットワークビジネス(ねずみ講)もそうですが、かけがえのない友達関係の間にお金の流れを作ろうとするビジネススタイルに、私は違和感を感じます。

勧誘ではなく、相手(友達)から必要と思われ、自然と求められるような仕事をしたいですね。

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