見出し画像

樹皮の渦巻き模様はなぜできたのか?

香椎宮

前回、香椎宮のカリンの木について書いたのだけど、実は香椎宮にはもうひとつ気になる木がある。

真ん中の木、木の肌に模様のようなものがあるのがおわかりだろうか。

白っぽく見える部分が、縦に連なった流水紋のようにも、左右交互に開いた同心円か渦巻き文様のようにも見える。

この木がなんの木なのかはわからない。ご覧の通り枝も葉も、かなり上方にあってよく見えないのだ。樹皮からすると、ウバメガシとかスダジイかなと思う。

この流水紋のような模様がなんなのか。
さっぱりわからない。
樹皮が剥がれた跡のようにも見える。

なぜこんな模様になるのか、この種類の木はみなこんな模様がつくのかわからないが、なんとなくエネルギーの流れのようなものを感じる。

といっても、スピリチュアルなものではなく、文様の意味としてのエネルギーだ。

古代からケルトの遺跡や日本の装飾古墳などに描かれてきた、渦巻き文様。あるいは同心円。

渦巻きはエネルギーそのものを表すものとして知られているし、同心円もまた渦巻きと同種の意味や、他にも太陽や鏡を表すと言われている。

この木を見たときに、上方から渦を描きながらエネルギーが地表に降りて来ているような気がした。

雨水の通った跡なのか、虫食いの跡なのか、全然別の理由なのか。
いつかわかる日はくるのだろうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?