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ラノベレビュー「信長の庶子 二 信正、初陣」

読んだラノベのタイトル

#信長の庶子 二 信正、初陣
著者: #壬生一郎

あらすじ・内容

時は戦国。織田信長の長子、信正。通称帯刀(たてわき)。
『狐』と呼ばれる母直子から産まれ、家を継げないどころか息子として数えられもしていない帯刀だったが、家督や権力より、父を助けて家族兄弟で仲良くすること、何より日本の戦乱が早く終わることを望んでいた。
母から摩訶不思議な知識を教えられながら織田家をもりたて、そのおかげもあって、母いわく「1年早く」信長が京に上る事ができた。
しかし、将軍家に従わない朝倉義景を討つことになり、帯刀は、親友・森可隆とともに初陣にむかうことに…!!
二巻の書きおろしエピソードは、恭(と織田家の兄弟たちの)の知られざる物語!
歴史から消えた幻の長男×存在したはずの未来が交錯する、戦国IFエンタメの決定版。
(以上、Amazonより引用)

感想

初陣と言いながらも、これ金ヶ崎の退き口じゃね?
信長包囲網が形成されて、それを食い破って退却する戦い。
それが初陣とは運がない。
親友の森可隆も流れ矢で呆気なく亡くなるし、、

ただ、帯刀の隊は600人居たのだが帰って来た時も約600人。
負傷者を旗で担架を作って運んで行く。
それが兵士たちの士気を高めて、脱落者はほぼ無い状態。
他の隊は退却中に半数近くが逃亡したのに帯刀の隊は逃亡者はゼロ。
コレがどれだけ凄い事か、、

そして、不思議なのが金ヶ崎の退き口に行かせた母親は何故か止めなかったのか?

色々と不思議だけどとりあえず、主人公の帯刀は生きて帰って来た。

しかも退却の際に比叡山延暦寺でカタカナを披露して、さらに皮肉の効いた詩(?)を詠む。
それで比叡山を抜ける事ができて退却は無事に終了。


新キャラは竹中半兵衛。
見た目イケメンだけど、かなり性格が悪そう、、
あと、主人公の帯刀とは相性が悪そうだw

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