読んだ本のレビュー「日本人よ、目を覚ませ！」
読んだ本のタイトル
#日本人よ 、目を覚ませ！
著者: #苫米地英人
あらすじ・内容
認知科学者、苫米地英人が満を持して放つ、日本国家論をここにお届けします。
日本国憲法を読んだことがありますか？
中学校の頃、目にしたというくらいの方がほとんどではないでしょうか。
自国の憲法を読まない国民が多い国、それが今の日本です。
日本に住んでいるのだから、日本のことを知りたい、そうしたあたりまえのことをさせない、戦後の日本の教育が今の状態を作っているといってもいいでしょう。
いうまでも無く日本国憲法は国家を取り締まるための法律です。
日本という国の中で、国が国であり、それを取り締まる唯一の法律です。
まずはこの憲法を考え、そして日本という国を見つめ直すと意外な事実がたくさん浮かび上がります。
本書は日本をどのように舵取りすれば良いのか、本気で著者が書いたものです。
あたりまえのことを見えなくしている官僚、政治家、マスコミ、その盲点を知れば、本当に必要なものが見えてきます。
国家論をわかりやすく解説しながら、著者の考えを示す
(以上、Amazonより引用)
感想
日本国憲法の前部。
前文
日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。
(日本国憲法より引用)
という前文があるけど。。
まぁ、腐ってる腐ってる。
高速道路を国民の税金で作って、負債だけ国民に押し付けて残してNEXCOを設立。
公団を国民の税金で建設して、負債を国民に押し付けて都市再生機構、URを設置。
酷いわ、、
いまの官僚機構を見れば、すぐに理解できるでしょう。 私たちは憲法をきちんと運用すべきなのです。それが国民としての最初の仕事なのです。護憲だ、改憲だといった話はそのあとです。
(本部より引用)
まぁ、そうですね。
特別会計とかどうなってるのだろうか？
金をプールされてなかったらしいけど、300兆円の内、一般会計は100兆円、残りの200兆円は、、
特別会計。
その特別会計は非公開。。
特別会計は、憲法第八十三条、同第九十一条に抵触。
憲法違反らしいよ？
第八三条 国の財政を処理する権限は、国会の議決に基いて、これを行使しなければならない。
(日本国憲法より引用)
特別会計は国会で議決されているとはとてもいえません。官僚たちは個別の委員会などで審議されているというかもしれませんが、なぜすべてを予算委員会でやらないのでしょうか。一般会計は予算委員会でやっています。しかも、一般会計百兆円に対して、特別会計は二百兆円ですから、特別会計こそ予算委員会でやるべきものでしょう。
(本文より引用)
だけどやらない。
天下り先が無くなるからやらない。
むしろもっと増やしたい、、
だから増税したいって感じらしい。
こりゃ良くなるわけが無いわ。
権力の監視装置と言われている第4の権力のメディア。
まぁ、どう見ても第一から第三の権利にメディアは寄り添っているよな、、
吠えない犬にも書かれていたけど、これが日本の最大の問題点なんだと再認識。
そう思える本でした。
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