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「聖女の魔力は万能です 5」感想・ネタバレ

どんな本?

聖女の魔力は万能です】とは、橘由華氏によるライトノベルで、異世界に召喚された20代OLのセイが、聖女としての力を発揮しながらスローライフを送る物語。
小説家になろうで連載されていたWeb小説を原作とし、カドカワBOOKSから単行本化されている。また、コミカライズ版スピンオフ漫画もComicWalkerで連載中。
2021年にはテレビアニメ化。
さらに2023年10月から2期が放送されている。

読んだ本のタイトル

聖女の魔力は万能です5巻
著者:橘 由華 氏
イラスト: 珠梨 やすゆき 氏

あらすじ・内容

自作の商品を取り扱う店がオープンし、視察のために向かった港町で、セイは探し求めていた食材と出会ってしまう! 懐かしい味に舌鼓を打ち、貿易船のために保存食づくり。お料理スキルを存分に発揮しちゃいます!

聖女の魔力は万能です 5

感想

セイ、米と味噌に出会う。
後半は飯テロ巻。

クラウスナー領の薬草生産が戻り、セイは何の制約も無しに薬草を使いポーションや化粧品を気ままに作っていた。

そんなセイが作った化粧品は相変わらず人気で作ればすぐ売れる状態。
そんな利権に目を付けた貴族が増殖して、ヴァルデック所長の家の御用商人では捌けなくなって来た。

それならとヴァルデック所長は国王と相談して、セイを会頭とした商会を設立した。
国の諜報機関からオスカーとフランツが商会の責任者として商会に入り。

彼等がセイの化粧品を専属に売るようになった。

その店は、国王の次に偉い聖女セイの店なので、貴族は下手な事をしたら自身に災難が降りかかる。
利権を求めようとした貴族も、さすがに聖女には下手なことは出来ないので大人しくなった。

そんな商会を立ち上げたある日。

商会に来たセイはオスカーから外国のお茶を出すカフェ店が出来たと聞いて、カフェ店に行くとトルココーヒーが出て来た。

日本では毎日コーヒーを飲んでいたセイは、コーヒー豆を販売してもらい。

研究室でコーヒー豆を挽いて、ドリップ式で淹れると研究室でコーヒーが流行。

特に眠気が飛ぶのが、研究員達にウケ。
三徹した研究員がセイが淹れたコーヒーを飲んだら元気になったのが決め手になった。

そんな中、ヴァルデック所長もコーヒーにハマり。
所長室の香りがコーヒーの香となってしまう。

そんなヴァルデック所長を横目にセイは、自身の商会と実家が商会のジュドーに米の事を聞くと、似たような物を港町のモルゲンハーフェンで見たかも知れないと返事が来る。

それを聞いた所長から、休暇を取ってモルゲンハーフェンに行ってこいと言われて、セイはモルゲンハーフェンへジュドーと共に赴く。
モルゲンハーフェンに到着すると、オスカーがおり。
セイを安全な宿屋に誘導。

そうして腰を落ち着けたセイは、モルゲンハーフェンという港町を堪能していたら、、
何やら騒がしい。
それに近づいてみると、別の大陸の人の船が荷崩れを起こし船員が足を怪我したと知る。
彼は、治癒魔法使いを探していたが街には治癒魔法使いは居ないとセイは教える。

自身が魔法を使えると言い出せず、他国の人とはいえ見捨てることが出来なかったセイは、自作のポーションを手渡して別れたら。

本来は切断しないといけなかった船員の脚が完治する奇跡が起こった。

そのあまりな効果に驚いた船員達は、セイを探し彼女にお礼を言い。
対価を支払おうとしたが、、
普通に金貨で買うととんでも無い値段になるので、彼等の積荷を格安で譲ってもらおうと、セイの商会の商会員のオスカーが交渉をする。

そして、彼等の積荷を見せてもらったら、、
米を発見。
さらに足を怪我した船員がスープを持って来てくれて飲んでみたら味噌も発見した。

ほぼ満点な結果にご満悦なセイ。

そんな彼女に自国の料理を振る舞いたいと言われ。
それに招待されたセイ。
その会談中に船長が保存食ばかりだと脚気になると言い。
その予防になる料理をセイが作ってみると言い。
実験的にザワークラフトを作成して見せたりとセイの料理スキルが発揮され。

さらに、モルゲンハーフェンから王都に帰還したセイは同郷のアイラにちらし寿司と味噌汁を振る舞い。
2人して故郷の味を堪能して満足したアイラが魔法師団で訓練をしていたら、、

ドレヴェス師団長がアイラの魔法の範囲が広がっている事を発見し、原因究明に尋問されたら、、
どう考えてもセイの料理だと言ったら。

ドレヴェス師団長がセイに料理をおねだりし、さらにセイは料理の能力検証を師団長に依頼して魔法師団のエース級4人と共に、ちらし寿司と味噌汁を食べたら。。

魔法の効果範囲が普段より広がっていると判明。
その結果にホクホク顔になる師団長と、それに翻弄されて疲れ果てる。
その他といった構図で5巻は終わる。

5巻はトコトン、飯テロの回だった。
そして、別の大陸の船乗りからセイに何か依頼がありそうだとも匂わせいたのを楽しみに、次巻へ手を伸ばす。

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