「だんドーン 1巻」感想・ネタバレ
どんな本?
『だんドーン』とは、『ハコヅメ』の作者である泰三子氏が描く、幕末史コメディの漫画。
江戸時代の末期を舞台に、のちに“日本警察の父”となる川路利良の活躍を描いてある。
川路利良は、薩摩藩主の島津斉彬や西郷隆盛とともに、新しい文化や制度を作り上げていく。
薩摩の特殊な文化や精神性もたくさん紹介されている。
『だんドーン』は、モーニング(講談社)で連載中。
泰氏が『ハコヅメ』の世界観を描き切りたくて始めた作品で、『ハコヅメ』の源に似ていると言われる川路利良の魅力に引き込まれるだろう。
読んだ本のタイトル
#だんドーン 1巻
著者:#泰三子 氏
あらすじ・内容
感想
主人公。
川路正之進(利良) とは、明治時代の官僚で「国中ヲ安静ナラシメ人民ヲ健康シ保護スル為メ」という理念を掲げ日本の警察制度の確立に貢献した人物。
薩摩国日置郡鹿児島近在比志島村(現在の鹿児島県鹿児島市皆与志町比志島地区)に生まれ、幕末から明治維新にかけて薩摩藩の兵器奉行や官軍大隊長として活躍した。
人気漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場していたらしい。。
え?居たっけ?←覚えてない
本書では【幕末の事件を、実はほとんど皆勤賞で駆け抜けた男】と紹介されている。
時は幕末。
薩摩藩の下級武士として生まれだが、漢学や剣術に秀でて、島津斉彬のお伴として江戸に行きた川路正之進(利良)は、、
行軍の鼓笛の皆伝を言い渡されていた・・・
なんだろう、、、
サッカー選手の長友を思い出した。。
そして藩主の島津斉彬は。。
関ケ原で東軍を中央突破して薩摩に帰還した島津の殺人マシーン島津家(豊久は途中で脱落)の子孫。
全然違う。
260年は長かったか、、
いや、部下の武士達はそのままか?
その中でも異端な感じの斉彬と西郷、川路が庭で話をする。
そして、斉彬から西郷に密命を与えたから川路は補佐をしろと命じられる。
そして、最初に会ったのが、、
次期将軍の一橋派の筆頭、水戸の徳川斉昭。
斉彬は徳川斉昭に「お使いは不思議くんと太鼓の達人だよ」と書いて。
"太鼓の達人の人〜uと聞いて来て、川路が手を上げると"太鼓持ち"とイジって来たら、、
西郷が斉昭に"太鼓持ちとはないごってごわすか?"と苦言を言う。
そんな西郷を斉昭が気に入り。
それ以外にも賢公と呼ばれる人ほど、裏表の無い西郷を気に入る。
そうして世間に浸透して来た西郷隆盛の名前だったが、、
それを面白く思わない者達もいた。
そんな西郷の周辺を嗅ぎ回る物を川路が蕎麦屋の客や、すれ違う者などをチェックして間者を見つけてしまう。
そして、その1人。
井伊直弼の密偵の1人、犬丸を川路を川路は尾行して家を突き止め。
コレラに罹患した母を診る変わりに井伊直弼の情報を此方にも流せと言って来た。
言葉では嫌がる犬丸だったが、、
外堀を埋めて来る川路に陥落して、二重スパイをすることにした。
その井伊直弼と島津斉彬は、次期将軍に一橋慶喜(一橋派)と徳川慶福(南紀派)のどちらを後継者にするか争っていた。
南紀派は、天皇を中心に豊かな国を作って異国と対等に渡り合えるようにしたい。
一橋派も天皇を中心に豊かな国を作って異国と対等に渡り合えるようにしたい。
それを聞いた川路は、一緒じゃね?と言われてしまう。
一橋派は、実力のある人を全国から集めて政治をした方が良い。
南紀派は、"外様は黙ってろ"と言って来る。
そんな次期将軍候補の一手で、篤姫を使ってのお色気作戦を敢行するが、、
上様の「一橋は好かん」の一言で終了
とりあえず、お色気大作戦は失敗。
そして、島津斉彬は薩摩へ帰還する時に、、
井伊直弼の密偵の"多賀者"頭領、タカから挨拶される。
彼等は次の目標を京都に移して情報戦を展開。
でも、その時にタカは単独で薩摩藩へと、侵入する。
化けるな、、、
そして、薩摩藩に戻った西郷と川路は身体が芋を求めているのに。
周りは賄賂のために高級品を西郷家に持ち込むが、。
西郷、川路は江戸患い(脚気)のせいでビタミンB1を身体が求めており、焼き芋を持って来た者の芋を食べて涙を流しながら芋を食べる。
コレがキッカケで西郷隆盛は凄いと薩摩でもいわれるようになる。
それ以外では、火縄銃を吊るして回しながら酒を飲む宴会をしたり。
ロシアンルーレットか??
女性をやたらと敬遠したりと、、
コイツらやっぱり豊久の子孫だわ、、
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