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034「コロナへ、俺はお前が嫌いだけど、この点だけはありがとう。」コロナにもらった人生のチャンス。

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こんにちは。編集者を夢みるこひつじです。

0.コロナは私にいろんなチャンスをくれました

さて今回は語弊を恐れずに、チャレンジングなテーマを書いてみたいと思います。

歴史を語るに疫病はつきもの。
かの名著『銃・病原菌・鉄』にも、堂々二番目にランクインしていることからも、疫病は時代を変えます。
(この本、ずーっと積読中なのです。。。)

議論はもろもろありますが、こと私にとっては、新型コロナウイルスはいろんなものを、そしていろんなきっかけを私にくれました。

1.現在の仕事に関して

(1)いやな部署から異動するときに、偽りの御礼を言わずに済んだ

これめっちゃでかいです。
新入社員として配属された最初の部署。
色んな事を教わりましたが、当時は一ミリも感謝していませんでした。

感謝の気持ちが出てきたのは新しい部署にきて3か月くらいしてからです。
あの部署でもいろいろ教わったな、と。。。

送別会がなかったので、一言も「ありがとう」を言わずに出てきました。
あの頃に自分の送別会がもし開催されて、その場でお礼を言おうもんなら、
生涯うそをついて生きていく人生になったかもしれません。

その点では、コロナありがとうを伝えたいです。

※一応でももちろん、お世話になったので「お世話になりました」と言って出てきています。
そのあたりはビビりな大人ですので、社会性と相談して角が立たないように工夫して発言する努力をしています。
自分勝手な言葉遣いの線引きですが、自分の軸を保つための工夫ですっています。

(2)超優秀な方々に出会えた

異動先の部署の方々です。
転職したんじゃないかと勘違いするくらい、良い部署に巡り合いました。

考え方、仕事への姿勢、能力、人柄。
期限はみんな守る。話はみんな聞く。メモを取る。
大企業って本当に、部署が変われば世界が変わるんですね。

特に直属の先輩には、仕事を進めるうえで大事な「目線」「温度」「前広」「基点」など、様々なことを教わっています。
ノートを持ってうろちょろしています。

どの社会に行っても必要なビジネス視点は、ほとんどこの一年で学びました。その点では、きっかけをくれたコロナありがとう。

とはいえ、この極端な配属リスクは受け入れがたいものですし、損保を続けることのキャリアに将来性は感じません。

何より、新しい夢ができた今は夢を追うのみです。

2.人生について

(1)人生の軌道修正の時間をくれた

コロナ前は朝早く出社して、夜遅くまで働き、飲んで帰る毎日でした。
休日は平日の疲れでぐったり。
そして気づいたら平日になって、また「休みがこないかなぁ」と思う。
こんな毎日を、違和感なく過ごしていました。

ところがコロナ下に入って、在宅勤務が始まりました。
通勤時間が減りました。飲み会が減りました。

そして、色んな事を考える時間ができました。

時間の余裕ができたので、いったん立ち止まってゆっくりと、自分の人生の行く末を考えることができました。

「僕はこのままでは、死んでも死にきれない。」はっきりとそう認識できたのは、コロナのおかげです。この点では、コロナありがとう。

仮にこの時間がなくても自分の本当の気持ちは変わらなかったと思います。が、早く気づくことができました。
この時間は、私の財産になったと断言できます。

(2)作業に追われずに、創造することを思い出した

これまで私の周りのビジネスの世界は「あれもやるからこれもやる」「他社がやるからうちもやる」「向こうがやってほしいと言っているからこっちもやる」状態でした。無限強化。まるで軍拡競争です。

それが、引き算の発想になりました。
コロナ下では仕事を強制的に制限する必要があります。自然と、会議の数が減り、訪問の数が減りました。

業務を増やしたら減らす。意味のない業務はやめる。

そして創造的な活動に充てられます。
特に私の場合、このnoteで頑張れているのも、このコロナ下の社会のおかげです。
色んな事をやろうと思い出せたのは、コロナで「引き算」の発想を思い出したからです。

コロナに奪われたいろんなスキマに、新しいモノが入ってきました。
強制お掃除。その点では、コロナありがとう。

3.自分について

(1)人との出会いがあった

オンライン○○。

コロナ下にならなければ、しばらく会えない友人に会えました。
仕事の都合で地方に転勤した友人。海外に留学している友人。

コロナ下にならなければ開催されなかったオンラインでのイベントもありますし、それを通じて出会った運命を変える出会いもあります。
それに新しい部署に来た時に入れ違いで出るはずだった先輩も本当は会えないはずの人でした。
きっかけ作りです。コロナありがとう。

(2)シンプルに「自分」を取り戻した

社会を前にふさぎ込んでいた「自分」。

前述の通り、スキマ時間ができたことによって、休憩の時間ができました。そして、この休憩時間を通じて、もう一回歩き出すパワーを手に入れました。

社会人になって失っていた自分らしさがあります。
我慢して抑え込んでいた自分が居ます。

それらをやっと、解放することができました。

■いろんなことをやってみたい自分。
Ⅿ1に出る。
ダンスを始める。
トランポリンする。
女装トライする。
読書をいっぱいする。
■楽しいことを考える時間。
結婚式の二次会の企画をする。
サプライズを企画する。
コーヒーのミルを買ってハンドドリップする。
靴磨きにこだわる。
■本当に大切なモノを考えさせてくれる時間。
家族。友人。恋人。夢。

他にもいっぱいありますが、いろんなことをやってみたいと思う本来の自分を取り戻しました。

4.最後に

いかがでしょうか。

この記事はコロナを肯定するつもりはありません。
むしろ病原菌ですから、シンプルに人類の敵です。

病気に苦しむ方もいますし、亡くなる方もいます。
同時に私の今の環境が恵まれていることも自覚できました。大企業に勤め続けるメリットです。

ただこのコロナ下の社会が、私に人生をやり直すチャンスをくれたこともまた事実です。

駆け出しの社会人であった私が、日ごろから思っていたけど言葉にできなかったこと、どうせ変えられないと思っていたことを、コロナが変えてくれました。
コロナが私にもたらしてくれたチャンスを忘れないようします。

そして、未来は何が起こるかわからないことを念頭に、
今日も一生懸命生きたいと思います。

では。

≪ルール関連≫

発想: 11月30日(月)13時00分 会社のお昼ご飯食べた後、昔とは違う日常を再認識して
作成:12月6日(日)14時~15時、22時~23時、自宅のリビングで家族がテレビを見ている中
参考:
実生活の実感から
考察、反省、感想:
・人によっては怒られるかも
・でもコロナでわるいこともあったけど
・もうちょい具体的に話せたかもしれない
・具体的に書くためにはもっとメモを蓄えておかないといけないな
・ブランドが弱いかな
・もっとつよく言って「コロナは世の中にメリットしかない!」っていった方が良いかとも思ったけど、そういうわけではないからなぁ、実際はこんなもんだよね
・悪いことばっかりじゃなかったよっていう気持ちを残しておきたかった


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