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021古き良きナンパ「年賀状出していい?」の有能さを知っていますか


こんにちは。編集者を夢みるこひつじです。
今日の夢もなんか仕事の夢でした。日ごろの仕事が精神に影響しています。よくない!

0.年賀状って知ってますか

知らない人はいないと思います。
でも同時に、出している人は少ないと思います。
特に今の同世代で年賀状を積極的に出しているのは、私の周りでは私くらいです。

一つ言わせてください。
本当に本当にもったいないです。
絶対絶対年賀状は書いた方が良いです。

ネット社会だから。
手間がかかって面倒だから。
わざわざ出す意味を感じないから。
LINEでことたりるから。

もう全部もったいないです。もったいないです。

年賀状は絶対に人生を豊かにします。
人のためにもなりますし、自分のためにもなります。
書かない理由は一つだけ、喪中です。

今日は年賀状を書いていない人を「うーわ、やっぱり私も出そうかな」ろ思わせるまで帰しませんのでご承知おきください。


1.年賀状を書いた方が良い4つの理由

(1)自分の「環境が変わっても続く人間関係」を定期診断できる

第一メリットにしては意識高めかもしれませんが、事実です。
私は毎日生きています。色んな人と仕事上で関わりながら生きています。

そして一年の終わりに考えます。「さて、今年は誰に年賀状出そうかな」

年賀状を書く前には、リストを作ります。
Excelに年賀状を出したい人のリストを書いていきます。
旧知の同級生や恩師、仕事でお世話になった人を書いていきます。

さて、何人残りますか。そしてその人たちはどういう関係ですか。
日頃、自分がどれほどの人間関係を築いているかがわかります。

そして今いる自分の環境に、「年賀状を出したい人」が何人いますか。
胸に手を当てて考えるタイミングです。

私は過去から干支一周半、年賀状を出していますが、
「環境が変わると付き合う人は変わる」ことを理解しました。
そして、環境が変わっても会い続ける人、会い続けられる人は、財産だということに気づきました。
彼らが大トラブルに見舞われたら、心から心配しますし、きっと逆もそうでしょう。

自分が生きている間も他の人は同じ時を生きています。
すなわちそれだけの人生経験を積んでいるということです。
人の縁は財産だということを、私は年賀状から学びました。

(2)この世界に手書きのメッセージをもらって、うれしくない人間が存在するだろうか。

いや、存在しない。(反語)

そもそも、手紙は誰かから誰かに向けて書かれるもの。
自分が誰かのあて先に選ばれること自体が既にうれしい出来事です。

さらに言えば愛の告白だって、直接告白されるのももちろんたまらないですが、
想いをしたためた恋文をもらうのも、たまんなくいいですよね。
年賀状は友人に合法でラブレターを配れます。一枚たったの55円から。

毎年、はがきの宛名は印刷していますが、メッセージは手書きしています。
手書きって大変です。気持ちがなきゃできません。
だからこそ、人から手書きのメッセージをもらうととっても嬉しくなります。

人が自分に時間と手間をかけてくれたこと。
字の形や特徴も人それぞれ性格が出ます。

異論反論は認めますが、手書きのメッセージの温かさは変わりません。
少なくとも私は嬉しいです。

人に心がある限り、手書きメッセージの価値は揺るぎません。
これも年賀状が教えてくれました。

(3)自分がその人のことをどう思っているか再確認できる

手書きのメッセージを一人一人に書きます。
このメッセージを書く時には、いろんな事を考えます。

その人との思い出、前に会ったのはいつだったか、どんな話をしたいか。(逆に特に話題がないのか)すぐに会いたいのか、1年に1回は会いたいのか、5年に1回会いたいのか。

自分がその人とどう関係性を持ちたいかを考え直す時間になります。
年に1回は、この決算をしておくといいと思います。

特に、現在の環境の人々には要注意。
人生の時間は有限です。これも年賀状が教えてくれました。

(4)「あの人会いたいなあ」連絡がとだえてしまった人に、合法で連絡を取れる

断言します。
日本に生まれた我々には最大の武器があります。
それは、「四季」。春夏秋冬です。
この最大のメリット、それは「口実作り」です。

春はお花見、夏は花火に海、秋は紅葉、冬は雪だるま。
四季折々のイベントがある理由。
それは女の子をデートに誘うためと、懐かしいあの人と連絡を取るため。

この2つが全てです。

年賀状を出すリストを作るときに、LINEの履歴を遡ってください。
Twitterやインスタ、Facebookのフォロワ―を見てみてください。

絶対います。連絡とりたいけど口実がない人。
昔仲良かったのに徐々に距離ができてしまった人。

会いに行くハードルは高いですが、文通ならすぐできます。一枚たったの55円から。

では今から、「あの人懐かしいな」「しばらく連絡とってないけど元気にしてるかな」という人を見つけたときの練習をします。

この魔法のフレーズを覚えてください。
「ご無沙汰!年賀状を書きたいんだけど、住所聞いてもいいかな?」
そもそもの思いが一方通行でなければ、快諾してくれるはずです。
久しぶりに会話が盛り上がることもあるでしょう。実際ありました。最高に元気出ます。

人としゃべると、人は元気になります。
これも年賀状が教えてくれました。

2.年賀状を出すとき必須のポイント2つ。

ちょっと年賀状出してみようかな、、、ともし思ってくださった方。
年賀状を書く時には、以下の2つだけ気を付けてください。最重要です。

(1)必ず手書きで一筆添える。

印刷だけでは意味がありません。
必ずメッセージを添えてください。
印刷だけなら全部外注できますし、機械的で冷たい年賀状になります。DMと一緒。

自分から人へのお手紙です。一筆添えましょう。

(2)返信は来なくても気にしない。返信をマナーとして強要しない。

相手の都合を考えましょう。

年賀状は暗黙のルールで返信が義務のように感じる方が多いです。
しかし、年賀状を出すのは完全に自分の都合。
返信を強要するのはいささか義に欠けます。

個人的には返信が来なくてもまったくもって構いませんし、以降どこかでった時に声かけてくれれば万事okです。

年賀状を書く手間は知っているので、人にむりくり強制しては意味があるのかわからなくなります。

逆に年賀状書いてなさそうな人には、前述のフレーズを少し変えて、「年賀状出そうと思うけど、いる?」と聞いちゃいます。
(そしてそういう人は、素直に要らないと言います。)

最後に

いかがでしょうか。
年賀状は人生のいろんなことを教えてくれます。
形はどうあれ、文化としては残ってほしいものです。

なお余談ですが、「住所教えて」の一連のやり取りで
友人から皇居の住所が送られてきたり、
「お歳暮?」と聞き返されたり、
「実は、苗字変わったんだ」なんて言われたり、

そんなのも一興です。

では。

≪ルール関連≫

発想:12月5日(土)11時30分 もう年末だ年賀状書かなきゃ!って思った時
作成:12月8日(火)24時~26時30分、自宅のリビングで年賀状印刷しながら。あーこれは明日しんどいわ。。。。
参考:
自分
考察、反省、感想:
・あーへんなバイタリティだしてしまた
・これは貯め記事ではなく先出記事にしよう
・友人が1時に家に帰った後ジム行くとかいうから、時間は財産だと思って書いちゃったよ
・あー計画性企画性ほしい
・年賀状の話は思いが乗るので書きやすかったが、執筆の時間的に頭回らないので要見直しです
・断言口調を意識した、思う、とかではなく一定は正しいはずだ
・年賀状はどう変わっていくかな
・人生ってぼーっとしてると流れて行ってしまうから、自分で区切りを作って整理したり見直しすることって大事だな
・ふー。今日もよく書きました。おやすみなさい。


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