見出し画像

BtoBサービスにおけるニューノーマルなマーケティングクリエイティブの作り方

 毎週1本ということで、本日はwithコロナ、afterコロナにおける働き方の変革によってBtoBマーケティングの在り方も変わってきている中で、弊社で実践した例を元に、BtoB向けのマーケティングクリエイティブの制作方法について説明していきたいと思います。
 

デザイングループの役割

スクリーンショット 2020-06-16 1.06.42

 まず、マーケティングクリエイティブの制作を行っている、弊社のデザイングループの紹介をしますと、大きく3つのクリエイティブに携わっています。

①Product→UIUX、VIDEO BRAINテンプレート
②Marketing→VIDEO BRAINのマーケティングクリエイティブ
③Corporate→コーポレートサイト、ニュースリリースやイベントの制作

 まだまだベンチャー企業なので、全社のクリエイティブに関して幅広く・深く携わっています。僕たちは動画編集クラウドというサービスの形態もあってか、動画を作るためのテンプレートを作るモーションクリエイターがいるのは他の企業と比べて特異なところかと思います。

VIDEO BRAINのターゲット

 僕たちが提供しているVIDEO BRAINは「誰でも簡単、どこでも動画作り放題」というサービスコンセプトの元、

スクリーンショット 2020-06-15 22.20.58

業種Horizontal×職種Horizontal

 というSaaSサービス内でも非常に稀有なターゲットモデルを持つので、問い合わせを頂くご担当者は非常に多岐にわたり、

①マーケター
②クリエイティブ系職種(デザイナー、エディターetc)
③コンテンツディレクター(編集、校閲)
④広報
⑤HR
⑥経営企画
⑦総務・経理
⑧営業

の大きく分けて8職種の方をターゲットにしています。
 情報発信をしない企業、しない職種はいないというコンセプトの元、各職種の人の用途にあったテンプレートや機能などをリリースすることで、適切な動画制作環境を提供しています。

画像3

 最近だと、上記のようにHowto、マニュアル、イベントダイジェスト動画など長尺動画を必要とする職種の方にアップデートを行っております。

Withコロナにおける働く人々の業務変化

 新型コロナによるリモートワークへの変化により、3月より僕たちがターゲットとしている企業内の担当者には下記のような行動変化が起きていました。

スクリーンショット 2020-06-16 0.21.09

 全般的には「オンラインで完結するコミュニケーション」、「マニュアルなどを共有ツールを通して展開する」「オフィスから自宅での作業」への業務シフトが多くなったのではないでしょうか。これに順応するように私たちのリードを拡大していくマーケティングのやり方そのものを見直さなければいけない状況に陥りました。

今までの訴求内容とwithコロナにおける訴求内容の変化

 リード獲得チャネルとして非常に有効な結果を出していたオンライン広告のマーケティングクリエイティブにおいて、私たちは今まで下記の要素を強く意識してクリエイティブを投下していました。

スクリーンショット 2020-06-16 0.38.46

 この要素に加え、

①働く人々の行動変化を考慮
②汎用的な訴求ではなくターゲット職種ごとのクリエイティブ訴求

 の2点を新しく要素として加え、

スクリーンショット 2020-06-16 0.46.46

 この5要素を中心にオンラインクリエイティブの改革に3月以降取り組んできました。

実践結果

 もちろん訴求内容を増やすことで、制作本数は多くはなりますが、オンライン広告のクリエイティブは摩耗が激しいのは皆さん承知の事実だと思いますし、プロダクト自体毎月アップデートを行っているので、それに合わせたキャンペーンや訴求内容の変更などにアジャストできるよう、制作本数も倍近く増やし、トライしました。

旧クリエイティブ(プロダクト価値×実績)

画像7

新クリエイティブ(職種ごとの用途訴求×働き方の変化×プロダクト価値)

画像8

 このような形ですね。結果としては、クリエイティブの摩耗を防ぐことができ、毎月の勝ちクリエイティブをコロナ禍においても量産することができております。

終わりに

 今回はデザイングループのマーケティングクリエイティブの事例をご紹介しました。今後も用途などプロダクトをアップデートする度にカバーできる範囲を増やしていく予定なので、どこかでオンラインクリエイティブを見流のを楽しみにしていてください^^

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?