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私の推し活「粘菌」-小さな いとなみを見る

いま、粘菌に夢中だ。
iPhoneのカメラで、どアップに撮影してはにんまりする。
かわいくてたまらない。
粘菌同士の会話を勝手に作り上げる。最近のお気に入りの楽しみ方だ。

「こんにちは~。げんきだよ~。」:スマホカメラの限界に挑戦しています。

ピントが甘いが、まあ良い。
出会うことに意義があるの。
このオレンジちゃんは、「ホソエノヌカホコリ」の赤ちゃんです。
高さ2mm!ちっちゃい!!
この子たちは、鮮やかな色だから倒木にいると目立つ。
人間も、目が慣れると見つけられてくるから不思議。
(観察会や教えてくださる皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。)


「粘菌」。。。
菌と名前に入っているけれど、菌ではない。
きのこのように胞子を飛ばして子孫を増やすが、適切な環境を求めて自分の姿を変えて動きもする。動くんですよ、アメーバの形に変形して。
実は動物に近い生き物だと、近年わかってきた生き物。


ファインダーに広がる光景は、宇宙。
ただ見ていて無条件でかわいい。

なぜ?


とか、


どうして?


とか、

ハマり出した今の私にとっては、あまり意味がない。
(でも、少しずつ知りたい欲が出てきました。図書館で本を借りてきました。)


山深い環境にしか生息しないように見えるが、
実は庭先に、都会の川辺に、
目を凝らすと至る所にいる。
どの生物よりもタフだ。

小さな体で、精一杯生きている。

足元に広がる宇宙を見たくて、
小さないとなみが見たくて、
今日も散策に出かける。

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