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からだをめぐる旅 

昨年ヘルニアになったのをきっかけに、私のからだと向き合うことになった。

少しずつ状態が良くなり、からだだけでなくこころも大きく変化したことから、備忘録を兼ねてアウトプットしたい。

腰痛ね。ほんまに痛いんですよね、、、。メンタルを病む。

元をただせば、緊張、興奮状態のこころのまま、SOSを発していたからだの声を聞かず突っ走ってきたから。

ま、負のスパイラル発動したわけで。

【今のところの発見一覧】
発見1.腰痛は一日にしてならず
発見2.痛みを取り除くことが、ゴールではない
発見3.こころとからだは、つながっている
発見4.からだは履歴書。人によって、全く違う
発見5.一発逆転の治療法なんてない。時間は必ずかかる

腰椎の椎間板ヘルニアになった。
突然なった!と思っていたが、からだの中では、着々と準備が進められ、満を持してなるべくしてなったのだと、のちに知る。

からだのどこかに、「緊張しっぱなし筋肉」があった。しかも何ヵ所も。整体師さんに指摘されて、初めて知る。

からだの中で、関節や筋肉が引っ張り合いをしている。
重たい頭を支えようと、動きたいところへ行かせようと、脳の指令に沿って、からだは動いてくれる。
でもゴムが伸びっぱなしの所がある。アクセルが踏みっぱなしの部位もある。

プレゼンで緊張して、からだが硬くなりますよね。
からだの中の状況は、、、
からだが硬い、、、つまり心のどこかが緊張しているっていうことでした。


なんで緊張するんだろう、どこに原点があるのかたどると。。。

夫婦喧嘩が絶えない家庭だった。父の怒鳴り声から、激しい喧嘩が始まる。
自分が安心して暮らせる場所はないと思っていたから、知らずうちに緊張癖は身についたかもしれない。


自分に緊張癖がある。

わかっちゃいるけど、なかなか緊張癖が取れてくれない。長年の歴史が癖を作ってきたから。

癖のきっかけは「こころの緊張」だったかもしれないが、時間が積もると「無意識に反応するからだの癖」に変化する。

痛みを取り除くことが、腰痛の治療のゴールだと思っていたが、それは対処療法で、根本を解決した事にはならない事がわかってきた。
私にとっての根本治療は何か。
それは、からだだけでなく、こころと向き合うことだった。

からだからのアプローチと、こころからのアプローチの二面から。
からだの動かし方の癖をほどく事と、
自分に宿題を与え、強くなろうとするこころをほどく事。

ずっと何かが足りないって思ってきた。
知識や知恵、情報、方法、おおらかさ、強さ、、、、いろいろ、いろいろ。
私に価値が無いと思ってきたから。



でも、足りないものはなかったんです。
すでに、持っていて。
今あるもので、十分に生きていける。
今の私で十分価値がある。いるだけで、価値がある。


それに気づくのに、随分と時間がかかりましたが、
わたしの旅は、はじまったばかり。

わたしのこころとからだと、折り合いをつけながら。


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