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#水産庁
大間産マグロのヤミ漁獲、2021年度だけで60トン、産地偽装の疑いも~いまなお全容解明ためらう水産庁・青森県
下北半島はIUU漁業の巣窟なのか?
青森県は19日開かれた県議会農林水産常任委員会で大間漁業協同組合など3漁協の管内で2021年度中に合計59.8トンものクロマグロ漁獲が未報告だったと説明しました。ほとんどが「大間産」として出荷、販売されたものとみられます。
3漁協とは大間町の大間、奥戸(おこっぺ)の各漁協と、むつ市の大畑町漁協で、いずれも下北半島にあります。下北半島がいわゆる違法・無報告
大間マグロの謎を解く③漁業法違反を「もみ消す」前科~青森県の指導・監督に甘さ
静岡市中央卸売市場に入荷した大間産マグロは2021年8月、9月の2カ月間でおよそ60トンにのぼります。出荷したのは大間の産地仲買人のS社とU社です。静岡市場の卸2社のうち日本水産が大株主に名を連ねている三共水産に販売を委託しました。
60トンという数量は大間町の漁業者に認められた年間のクロマグロ漁獲上限量(大間、奥戸の2漁協合計で約270トン)の2割超にあたります。
時期は夏場です。年末・
大間マグロの謎を解く②ヤミ漁獲の疑い、青森県は任意調査を9月に開始
2021年9月14日午前11時、青森県むつ市の県農林水産部むつ水産事務所で「クロマグロ漁獲報告に係る任意調査」に関する打ち合わせが開かれました。
出席者は県庁でクロマグロ資源管理問題を担当する水産振興課の竹谷裕平・栽培・資源管理グループ主幹、同課所属の漁業取締船「はやかぜ」の小野晶広・2等航海士、むつ水産事務所の相坂幸二・水産課長、同じく高橋宏和・普及課主査の4人でした。
打ち合わせは