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都会の高層マンションに住む子ども達の創造性を高めるため、公園の自然を利用したワークショップの開発をはじめました。

例えば
「木に潜むクリーチャーを見つけろ」ワークショップ

これを新宿中央公園でやるとしたら?

これからは創造性教育が大切であると言われています。しかし、自然の中でこそ子供は自ら面白いものを発見し、発見したもので遊びを考え出すなどして自分の創造性を育ててきたのだと思うのです。

ところで、例えば西新宿のような高層ビルに住む子ども達が接することができる自然とは、新宿中央公園ということになります。そこで新宿中央公園の自然を使ってできる限り子供が楽しみながら発見力や創造力を育てることができるような仕掛けを作り、子供の創造性教育を応援出来たら面白いのではないかと考え、以下のような創造性教育ワークショップを考えてみました。

1まず、新宿中央公園を散策してもらい気になる木を見つけてもらいます。
2そして、スケッチしながらよーくよーく見ていろいろな想像をしてもらいます。
3そして最後にキャラクターを考えてもらいます。
これを繰り返すと公園内にたくさんのキャラクターが生まれるので、絵本だって作れてしまうはずです。
4最後にその作品を世の中に出していきます。

そこで、まず、私自身が子供になったつもりで、テスト的に実施してみた結果をここでご紹介していきたいと思います。

まず、新宿中央公園の中を散策して、面白いと思う木を探しだし、水彩でスケッチをして、さらに、その木から自分でオリジナルキャラクターを考えてそれを得にしました。
ココまでやったら、みんなに見せたいと思いました。
そこでそんなことのできるシステムも提供でたら良いなと思しました。

さらには、ポケモンGoのようにAR技術でそこに私の木から生まれたキャラクターたちを住まわせるのも面白いのではないでしょうか。これによって、公園の遊具で遊ぶだけでは得られない発見力と創造力を養い、形にする表現の楽しさ、人に見せる喜びをも得られることになると思うのです。

というわけで、子供になったつもりでやってみました。

例えばこんな感じです。うわー、都庁の前にタコみたいな銀杏みーつけた
絵を描こう。 こんなかな
完成。やっぱこれはタコだよね。

絵にするためには、木をよく見ないといけないですから、その時に、木を単に木として認識するだけではなく、木肌の様子とか、枝の付き方とか、葉っぱの大きさとか、いろいろな情報を取り込むことになります。つまり、当たり前に見えるものから、当たり前ではない情報が入ってくることで、創造力が発動するのです。

きっとこの木の中にはタコがいるよ。この木槌でノックしたら出でくるかも
やっぱり出てきたよ。よーし出発。キャラクターになる木を見つける旅にでよう。

このさるすべりも、何かが いそうじゃない?


飛び出している枝が鼻みたいだよね。絵を描いてみよう。


目のようなのも見えてきたよ


これは鼻に花が咲いたピエロさんになりそうだぞ

というわけでして、木をよく見て絵を描くと、創造力が蓄えられ、何かを作ろうという気持ちがわき、さらにはそれをみんなに見せたくなるものです。

「このキャラクターたちをまとめて地図にしたいね。」

「マイマップをつかいなよ」(皆さんからの応援の声)

なるほどこうやるんだね。僕の作品を貼り付けてみたよ。
「下の地図をダブルクリックして地図が出てきたら、赤い葉っぱのマークをクリックしてよ。僕が見つけた顔に見える木やそこから生まれたキャラクターを見ることができるよ。」
https://www.google.com/maps/d/u/0/viewer?mid=1hfjp5D2tmmK-aTXdgXfdme88mMMLepk&ll=35.68850949297822%2C139.68944021012703&z=18
下の地図からは画像の右上の
四角いマークをクリックしてください。

「随分たくさん絵を描いたぞ。よーし、お話を作っちゃおうかな。お話づくりにも地図が使えそうだよね。主人公は ゆいちゃん にしよう。

まだ、作りかけだけどこんな感じだよ。

「下の地図をダブルクリックして地図が出てきたら、右下の赤い猫ちゃんのアイコンから順番に一番近いアイコンをクリックしていってね。」

「んー。なかなか良い感じじゃない。この先も作っていくからみんな見てね」

というような形でワークショップを進めていきたいと思います。一般的に言われるように、プログラムを組めるようになったからと言ってクリエイティブになれるわけではありません。発見から創造力を発揮するところまで、興味の糸を切らさずにつなげることが必要です。そのためには、最初の発見から、続けてたくさんの発見をしたくなるように初めから仕組みれている必要があります。また、そのための教材としては自然を利用するのが一番効率的で楽しいはずです。しかし、都会は自然が少ない、だから公園だ言うわけなのです。

これから、この企画の実現に向けて、動き出そうと考えています。そのためには皆さんの応援が必要になります。私は都会に住む子どもたちを応援したいのですが、皆さんにはできれば、こんな私を応援していただきたいと思っています。応援の相互扶助ですね。

また、私は日常的な活動として、「絵本の絵のフカヨミ教室」をYoutubeで行っています。

英語表記されてますが、もちろん日本語です。

実は、この公園の活動は、この絵本のフカヨミと地続きであり、どちらも、似ているのです。
つまり、(絵本なら)絵、(公園なら)木 から視覚情報をできるだけ取り込んで、その情報から洞察力を磨き、それらを使って創造力を鍛えるということをしていることになるからです。

さて、良い絵本を探していたところ、タワーマンションと公園の関係性に注目した頃に、似たようなことをテーマにしている海外の絵本を見つけました。それがこちらです。でもこれは英語なので、現在私が日本語で解説するフカヨミ解説動画を現在、鋭意制作中です

https://www.google.co.jp/books/edition/Our_Tower/av18EAAAQBAJ?hl=en&gbpv=0 

私のyoutubeで絵本の絵のフカヨミの方法についてご紹介する予定ですので、公開しましたら、ここにリンクを張りますのでぜひご覧ください。絵本は翻訳されていませんが、フカヨミするのは絵の部分なので問題はないのです。楽しんでご覧いただけるはずです。

また、これらの活動についての日々の更新は私のツイッター


でご連絡しております。

ところで、・・・

切株くん プロジェクト もうまれたよ。

この活動を続けている中で、いろいろな人との交流が生まれ、現在「切株くん プロジェクト」が進行中です。こちらもかなり面白い展開になっています。その様子はtogetterでご紹介しております。

そして、このtogetterでご紹介した後も「切株くん プロジェクト」が進行中でして、その様子は先のtwitterで@tokyosuki ( https://twitter.com/tokyosuki )さんが撮った写真に私がレイヤーで重ねて、LOVE&PEACE 切株くん を描いてツイートしています。→ https://twitter.com/kasao_a 

切株くんの舞台

切株くんを舞台にした笹くんの観察と、鳥獣戯画のウサギくんとカエルくんとゆいちゃんで影絵のテストをしました。
スチレンボードのスクリーンにウサギくんやカエルくんや枯葉くんたちのワイヤーアートの影を投影し、ダンス演技を録画しました。
このようなワイヤーアート影絵のワークショップが今後実現できたら良いなと思っています。

切株くん舞台のテストシーン動画はこちらになります。


さらに、新宿公園の木をただ透明水彩で描く(簡単スケッチする)だけの大人向けワークショップも企画中

実は、大人向けのワークショップも考えています。こんな感じになると様子をこちらもtotgetterにあげております。

更に第二弾は、描いた場所がわかるように地図も付けました。

こちらのワークショップも実施が決まりましたら、こちらでも、お知らせします。

ご興味のあるものがありましたら、まずは、
twitter https://twitter.com/kasao_a 

youtube https://www.youtube.com/channel/UCI1EkWyzI79lqZtineLVlZg 
をフォローして頂けると幸いです。

今後は、具体的にどのように、創造的なワークショップを実施して頂けるように、いろいろなワークショップのご提案とそれぞれのワークショップの実施方法について、ワークショップごとに記事を上げていく予定です。



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