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UIデザイナーとして働く今、過去の経験がどう影響しているか

こんにちは!
Uzabase SaaS Design Division 通称:DESIGN BASEで、SPEEDAのUIデザインを担当している進藤です。

デザイナーという肩書を名乗るようになって5年目。
気がつけば年齢も社会人年数も結構なものになっておりまして。。。

デザイナーとして働く今、過去の経験がどう影響しているか?を振り返ってみようと思い立った次第です。

そもそもなぜデザイナーになったのか?

それはデザイナーになることが夢だったからです。
20代半ばぐらいから「Webデザイン」に興味はもちつつも、正式なデザイナー職についたことはありませんでした。
そんな私がデザイナーとしてのキャリアをスタートさせたのは30代前半で、きっかけはありがたいご縁あってのものでした。

キャリアチェンジした頃の記事はこちら👇

デザインツールとの出会い

20代前半、ファッションが好きで、現在とは程遠いアパレル関係の仕事をしていました。

プライベートでは色々な場所へ出かけるのが好きで、ぷらっと出かけてはよく写真を撮っていました。
写真を撮るのは好きなのですが、腕はイマイチ。。。
そんな事を母(カメラ大好き、PCスクールの講師)に話しをした所、Photoshopをおすすめされ、さっそく使ってみることに。
「こういつはすごい!」と、本を片手にイジイジしてみる日々。

これが私のデザインツールとの出会いでした。

経験まとめ
・Photoshopと出会い、自分の手で変化を加えることの面白さを知る

Webサイトを作成

必要に迫られてホームページビルダーでWebサイトを作る機会がありました。
これまた本を片手に四苦八苦しながら、どうにかサイトを作成しました。
「サイト作るのって大変。。。だけど面白いかも」
と、いうことでWebサイトの作成方法やHTML/CSSのお勉強を始めてみました。

その後、ECサービスの会社に転職し、販売サイトの更新や商品画像の撮影、画像加工を担当。
多少あったPhotoshop経験やHTML/CSSの知識が役立ちましたが、まだまだスキル不足だったので継続して勉強をしました。

この頃の体験がWebデザインに興味を持ち始めたきっかけになっています。

経験まとめ
・ホームページビルダーでサイトを作成してみたことがきっかけで、Webサイトの作成に興味を持ち、作成方法やHTML/CSSを勉強する
・業務でPhotoshopを使用することになり、デザインツールの使用が日常に入り込む


在宅ワークをかけ持ちしていた時代

当時のパートナーが自営だったのでそれを手伝いつつ、掛け持ちで在宅ワークを行っていました。(業務内容としてはデータ作成)

現在でこそリモートでの作業スタイルが浸透していますが、当時はさほどメジャーではありませんでした。コミュニケーションのとり方にも四苦八苦しましたが、オンラインコミュニケーションへの耐性はここで養われた気がします。

後々の話しですが、妊娠中や産後会社復帰した際はリモートで働くスタイルがメインになっていたので、働き方の切替にも抵抗がなく、助かりました。

空いた時間ではWebサイトを作成してみたり、Illustratorの勉強を始め、見様見真似でグラフィックを作成してみたりと、ひたすら手を動かしていました。

HTML/CSSの知識やコーディングスキルはデザイナーとして必ずしも必要ではないかもしれませんが、UIデザイナーの場合、知っていることによりエンジニアさんとのコミュニケーションは格段にスムーズになると感じています。

経験まとめ
・メリハリつけて在宅ワークをするのって大変
・慣れないオンラインでのコミュニケーションに四苦八苦
・ひたすら作ってみることで、0から作ることの面白さと難しさ、大変さを知る


スタートアップへジョイン

この頃、本格的に「Webデザイナー」になりたいと思い初めていたので、デザイン関係の仕事への転職を検討していました。
そんな矢先、在宅ワーク時代からお世話になっていた会社がWebサービスを立ち上げるとのことで「一緒に働きませんか?」と、お誘いをいただきました。
サービスの新規立上げの現場に関わるチャンスなどめったにないので、JVR(現:INITIAL)に入社することを決めました。

トータル7年ほどお世話になりましたが、多少のデザイン業務はしつつもメイン業務はプロジェクトマネージャー的な内容でした。
開発チームでエンジニアさんと一緒に働いており、仕様検討から事務作業まで様々な業務をやらせていただきました。

この時の経験は現在、エンジニアさんとのコミュニケーションや、システムの事を意識しつつ仕様や情報/画面設計をすることに役立っています。
またメンバーが一丸となってプロダクトを作り上げていく面白さを知り、インハウスのUIデザイナーを選択した動機になっていると思います。

経験まとめ
・メイン業務はプロジェクトマネージャー(機能企画/要件定義/仕様設計/進捗管理 etc…をひたすら行う)
・少しのデザイン業務(UIデザイン、コーディング)
・プロダクトを作り上げていく面白さを知る
・ビジネスマナーのいろはを叩き込まれる


まとめ UIデザイナーになった今 

2017年、JVRの買収によりUzabaseへジョイン。
育休復帰のタイミングでSPEEDAへ異動、正式にデザイナーとしてのキャリアがスタートしますが、その手前までの経験を簡単に振り返ってみました。

たまたま経験した事から「デザイン」に興味を持ったわけですが、改めて振り返ってみると、当時の自分はなんとなく「デザイナー」に近づくための選択をしていたのではないか、と感じています。

「Webデザイナーになりたい」と考えていた頃から少し遠回りした感もありますが、遠回りの中で経験した事がデザイナーの中でも「UIデザイナー」や、1プロダクトの成長に関わっていく「インハウスデザイナー」を選択した動機になっています。
また、別業種から経験した事がデザイナー +αの強みになっていたりと、過去の経験から多くの影響を受けていることを実感しました。

UIデザイナーとして働く今、異能は才能なメンバーに囲まれ、たくさんの事を経験している毎日です。
いつかまた自分を振り返ったときには、これらの経験も自身の糧となっていることでしょう。
数年後どんな自分になっているか?未来をイメージするとワクワクしますね!

個人的な記事に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました😊


DESIGN BASE MAGAZINEもぜひご覧ください!


[ Cover Design : Kurumi Fujiwara ]


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