僕の苦しかったときの話をしようか(自己分析本の話)
転職活動時の状況
転職前は、メガバンクで法人営業をやっていた僕ですが、
仕事へのモチベーションが湧かず、落ちこぼれ、メンタルクリニックにも少しお世話になりました。
現状から抜け出すために、転職活動を始めました。
2019年当時は、27歳でした。
やり始めた自己分析
就活の時は、まず安定職種である金融系の内定という狙いがあり、
そこから学生時代のエピソードをこじつけて面接でしゃべる、ということをやっていたので、自己分析がほぼできていませんでした。
やってる/やってた人、多いんじゃないでしょうか。
結果、根本的に興味を持てない銀行に足を踏み入れてしまったのです。
同じことを繰り返さないため、
自分はなにがやりたいのかを真剣に考える様になりました。
お世話になった本
自己分析のため、本を読みました。
苦しみまみれの日常から離れて、自分と向き合う時間をとること
は非常にいい気分転換になりましたし、
本の中の勇気づけられる言葉にも勇気をもらいました。
個人的には、数回行ったメンタルクリニックよりも癒しになってたと思います。
ここから、助けられた本を書きます。
ベタなラインナップであることは自覚してます。笑
1.『苦しかったときの話をしようか』
USJを再建させたマーケター、森岡毅さんの著書です。
とてもとても勇気をもらえた本です。
人には必ず得意不得意の凸凹があり、
自分の強みとはその中の凸の部分であり、必ずしも他人と比較して秀でている必要はない、
ということが書かれていたと記憶しています。
みんなそれぞれが特別な存在で、今職場でお荷物扱いをされている
自分もその1人だと言ってもらえているような気がしました。
森岡さんが娘さんに向けて書かれた手紙をベースに編集されている非常にエモい本です。
いつも応援してくれている人たちの顔が浮かび、うるっときました。
その上、自分の強みの分析の仕方や、
プレゼンの方法などがとても具体的、かつ実用的に書かれています。
2.『転職の思考法』
転職をするとき抑えるべきポイントがまとめられた本です。
これもお勧めするまでもなく読んでる人も多いと思います。
給与を決定するいくつかの要因について書いてありましたが、
業界がダウントレンドだと、下りエスカレーターを駆け上がるのと同様、自分の頑張りが待遇に繋がりづらい、という話
が印象に残ってます。
これは、斜陽産業の銀行からwebエンジニアになって、痛感しています。
ストレス量は天と地ほどの差がありますが、給与とはまったく連動してません。
3.『メモの魔力』
SHOWROOM代表、前田さんの本です。
日常で感じ取ったあらゆる事柄を、本質を捉えてメモして、行動に落とし込むまでのプロセスが紹介されています。
僕がお世話になったのは、巻末にある幼少期から今までの自分のことを振り返るための1000問のチェックリストです。
質問に答えていくと、徹底的に自己分析できるので、就職、転職活動のときはやってみることをおすすめします。
僕は転職活動の方が先に終わりました。笑
大事なのは、読書することではなく、そのインプットを踏まえて自分の行動を変えることなんだということを学べました。
おわりに
僕は社会人になるまで本を全く読まない人でした。思い返すと、それまではほぼ物心ついてない状態でした。
本はポケモンのわざマシンみたいなもので、
読めばそらをとべるし、はかいこうせんも出せるようになるんだなと思います。ちょっと盛りました。
逆に読まないと、自分の価値観が身近な人からのみ影響を受けたものになっちゃいます。
僕も上司に言われる通り、まだ銀行で歯を食いしばっていたかもしれません。
本は読んだ方がいい!
以上、最近本を読む機会が減ってしまった僕からの自戒でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?