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禍福は糾える縄のごとし


会社の飲み会にて厳しくて生きづらい社会は間違っている!もっと楽して甘い生活を送りたい!という話題を耳にしました。確かに会社の仕事は大変でたまにnoteでボロクソに書くこともあるし、その対価で得る給料も額面と手取りの差を見ると泣きたくなる時もあります。

禍福は糾える縄の如しと言うが実際は禍4:福1

禍福 かふく あざなえる縄の如し」という故事があります。不幸と幸福は交互に訪れる(結われて縄になる)という意味ですが、実際は禍:福=4:1程度です。禍の方が太くて堅く、福の方は細くて脆い…そんなイメージです。そんな縄は捨てたり切ってしまった方が良いのではと思ったこともあります。

禍福という人生の縄を縒る

それでもどん底だった時に比べると随分生きやすくなりました。
自己肯定感を下げる要因(私の場合は実母)を遠ざけて成功体験を積み重ねた点が大きいと思います。躁うつ病を患う母の症状も良くなりましたが、今も母を信用していません(本当に、1記事に書ききれないくらいのことが山ほどありました)。

結局のところ禍福という人生の縄をる時に、取り除ける「禍」は除外し、丁寧に「福」の割合を増やすのが生きやすさのコツなのかな…と思います。ゆくゆくは禍福の割合が3:1になるように生きたいです。

夜明けを待ちながら

何回も拝読している五木寛之さんの『夜明けを待ちながら』(幻冬舎文庫)を読むと、生きていること自体が辛く苦しいことが多いのだと分かります。その中で夕焼けがキレイだったり、たまたま聞いた音楽に感動したり…そうした小さな幸福を積み上げる重要性を認識しました。

たまに毎日noteで自作の料理が美味しかった!景色がキレイだった!と投稿して記録に留めたりアウトプットする理由もここにあります。さて、今日も夜が更けてきたのでここまで。また明日も良い日になりますように。

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