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恋と昔と音楽と

先日恋愛についてお話しましたが
恋愛話はなんだかワクワクするという感想をいただきました。

さもありなん
例えばかつての甘酸っぱい気持ちを思い出すとか
それだけでも気持ちには勿論、脳内や体内の物質にも
変化が起きるそうです。

恋の思い出は自分の神話

恋を思い出して内側で起きる変化、
それはある程度の年齢になって
アイドルや俳優を追っかけてみたりして
今更こんなことになるなんて思わなかったいいつつ
ウキウキするのと同じ状態ともいえるそうです。

それだけで肌艶もよくなったり、元気になれるものですね。

いわゆる恋バナ、
かつての恋が今のパートナーに結びついているお話だったり、
たとえお別れしてしまっていたとしても、
なんだか可愛かったなあとか、愛おしいなと思えるかつての自分がいたり、
感情を思いっきり揺さぶられる体験である恋愛は
思わぬ所まで深く深く自分の中に刻まれていることも多いものです。

そのため、ずっと忘れていたのに、
ある香りをかいだり、音楽を耳にして、
今まで意識されていなかった所に
ずっとその記憶と思いがあったのだと気づく
ふいに懐かしいと思うような経験を持つ方も多いかと思います。

こんな深い所にある思い出の数々、
これはそれぞれの人の自分の神話だと、私は思っています。

一生懸命生きていたその頃の象徴のようなもので、
でも案外、既に時を経て
きれいに作り替えられた美しき物語に
変換されているかもしれないけれど(笑)
でも、それでいいと思うのですよ。
よきイメージや、どこかしらに自分を表す原型がそこにあります。

誰もが自分の神話を持っているから
恋愛話がでてくると「いや実は私もね」って
年齢に関係なく、なんだかうずうず話したくなることが
あるかもしれないなと思うし、
今目の前にパートナーがいない人は
そのシンパシーから誰かに目を止めるかもしれないし。

夏が似合う かつての熱い日々

いずれにしてもなんだか切なくもあり
そしてこの思い出し方は夏にあうなあって
個人的に思ったりします。

例えばその頃の元気さだったり
車の窓を開けて海沿い緑の山のカーブで
爽やかな風に吹かれて髪が靡いているような、
若さと夏という感じがぴったりな・・・・
なんて、勝手なイメージですけどね。

その頃と今は違うけど、あの時があっての今だな
微笑ましく、かつての自分のおでこをコツンとしたいような、
「いろいろ無茶もしましたね、ご無事で何より」
なんて言葉を掛けたいような。

音声でのこの内容の配信はこちらからどうぞ

サントラで思い出したあの頃

ただ、わたしが今日こんなことを思って
話しているのは、
実は恋愛話を思い出したからじゃないのです。
帰らぬ日々を愛おしく思ったのは同じですが
きっかけは昨日音楽に浸ったからでした。

トリガーは2つありまして
まずお昼に映画のサントラを聞きました。

そのサントラとは、ミニオンズなんです
映画はまだ観てないですけど
ミニオンズフィーバー

今新しい映画が公開されていますね。
その時代が70年代で、
曲も、その頃のものなんですよ。

70’sも10年考えれば長いですから
特に前半は、実際には私はまだ幼い部類の年齢ですが
その後もずっと洋楽派でした。

ですから、このサントラの中にも
ダイアナ・ロス(Diana Ross)の
ターン・アップ・ザ・サンシャイン(Turn Up The Sunshine

アースウィンド&ファイアー(Earth, Wind & Fire)の
シャイニングスター(Shining Star

クール&ザ ギャング(Kool & The gang
のハリウッド・スウィンギング(Hollywood Swinging
などなど…好きな歌が目白押し

クールにいたっては、もう大人になってましたが
JTテイラーが一時復帰した際に
ブルーノートに見に行って💓
「こんな近くでいいの?」と大興奮でしたけど。

他にもこのサントラには
ファンキータウン(Funkytown )とか
他には、さらに時代は戻りますが
You're No Good 悪い貴女という邦題ですが
オリジナルじゃなくて
リンダロンシュタットくらいかなと思いますが
そんな曲がはいっていたり…

もう「ああ、あったあった!懐かしいなあ」
という曲が続くんですね。

更にわたしは実は元々ミニオンズも好きでして、
黄色のキャラクターにあの声の重なりかた、
更に三者三様のバランスのよさ。
これは訴える力がすごいな発明だと思ってます。
これはまじめな話。

子どもに訴求効果が高い色は黄色ですが
黄色のアイドルといえばピカチュウ、
このバランスも良くできていると思いますが、
私の中ではミニオンズが上を行きます。

また少し話がそれましたが、
ラグビーもですけど、この辺の音楽、
ソウルとかファンクにも心厚くなる私でした。

更にスタエフからボズ・スキャッグスが

そして、その夜のことです。

私はスタエフ聞いておりました。

そしたらいつも楽しませていただいている
Riho channelのRihoさんが
ボズ・スキャッグスBoz Scaggsの
We're All Alone を演奏していたのです。

「まあ、懐かしい!」と私は歓喜でした。

今日何回目の「あったあったこんな曲」だったでしょう。
すっかり大きめの反応をしてしまいまして
「ボズ・スキャッグス好きでした」
Rihoさんにコメントをしました。

そしたらRIHOさん「他に有名な曲ははありますか?」って
聞いてくださいました。

さもありなんで、その前の回では
I’ve Never Been To Me~愛はかげろうのように(シャーリーン)を
演奏なさっていましたが、コメント欄には
これを弾くとお母さまがよく口ずさむ曲って
書いてありました…
そうかあ。。。これはを80年代初めの曲で
それをお母様がとなると…お母様の方が近いお年頃と
納得なんですね。

それでつい

ともかくボズ・スキャッグスは
ミドルマン(Middle Man)というアルバムがはやりました。
70年代後半から活躍しているので
多分もう熟練の盛り上がりくらいの時代かと思いますが。
このアルバムの中のJOJO、これも好きでしたし、
トワイライト・ハイウェイ(You Can Have Me Anytime)、
これピアノから始まるイメージだったので
それもRihoさんが演奏なさると素敵かもしれないと思い
コメントしてしまいました。

そしたらです。
わたしたちの若い頃にね、って書いてはいませんよ、勿論、
けれど多分、そんな気配をむんむんさせて、
興奮気味にコメントしているような私にも
ちゃんと聞いてくれるRihoさんなのです。

そのお人柄が演奏にも現れているのだなぁと
あらためて思ったのですけどね。

更に彼女は、早速曲を聞いてくださって
「しばらく車内はミドルマンのアルバムになりそうです」
と、おっしゃて下さいました。

うれしいなあと…ありがとうございますRihoさん!

そうなんですよ。
まさに車でかけて走る用アルバムですよ!そうでしたよ!
と思った時、あれ?その時ってカーコンポ?
どっちだった?cd?カセットテープに落として再生?
なんて記憶をたどりつつ
私もサブスクリプションから久々に聞きました。

ジャケットがまた印象的でしたね。

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JOJOから始まり最後まで…
ながら聞きではありましたけど。

恋バナではないけど音楽で瑞々しくなる

そしたら、一番初めのお話ではないですが
最近、「熱いなあ…だらだらする‥‥気力がわきにくい」
と思っていたのが、妙にしゃきーんとしました。

夏も楽しかった昔を思い出したのかもしれません。
そして、もしかしたら、当時を知っている誰かが
今の私をみて、あの頃とはかなり年月を経ているから
「誰?」と思う人がいるかもしれないけれど、
でも、鏡をみれば「まあまあ想定内ですね」と自分で思います。

すると、なんだかとっても楽しみな気分が沸きあがってきましたよ。

あまりに暑さが爆発で、自分もスパークしてしまって
壊れているのか、勢いがつきすぎているのかもしれませんが
ともあれ、この気分はいいものだなと思いました。

ちなみに、この日は蠍座の上弦の月でした。
太陽はエンターテインメントを表す獅子座。
そして深い所からの情念や感情
さらに社交性や芸能を暗示する場所にいたこの月。

水星という若々しい時代やコミュニケーションをつかさどる星は
本来の宮、ホームである乙女座にはいったばかりで、
そんなことにも後押しされて、
気分も活発になったのかもしれません。かなあなんて思っていますが。

とっても好き曲は、今でもずっと聞く曲ですが
一時期よく聞いていて、うっすら記憶にある曲なんかが
特に思わぬ甘酸っぱさやメローな感じ、きゅんとしたり…
いろんな思いから元気につながりそうだなとも思いました。

是非あれこれ聞きまわってみようと思います。

みなさんにとってのそんな曲は何でしょう?

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