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#101+102 レターへ返答/配偶者と元恋人の誕生日1日違いなのになぜ?

#98回に相性のお話をしておりました。

https://note.com/karula/n/n181d36357d44


それに関して、レターで、あるお尋ねをいただきました。
今日はそのお答えをしてまいります。

お名前は書いてくださってますが、
どこまでが公表でいいのかがわからないので
匿名でお話しました。

お尋ねは以下のものでした。

「相性の話なのですが昔から不思議に思っていることがありまして。
わたしの配偶者は○○年○○月○○日生まれです。
長年の結婚生活でそんなに相性は悪くないのかなと(笑)」とありました

でも「結婚する前に付き合っていた人は××年××月××日生まれ」
と書かれているこの日付は、先に書かれたレター主の配偶者さんの
1日後の生年月日でした。
つまり、たとえば配偶者さんの生年月日が2021年9月2日なら
元恋人は2021年9月3日生まれということです。

そして「この方とは2年強のお付き合いがありました。
相性わるいと感じておりました(笑)細かいことは、抜きにしまして。
そこで、何で同じ年に生まれた同じ星座で1日しか違わないのに、
配偶者とは結婚して、また、なぜ
まだありがたいことに続いているのだろう(笑)
配偶者には話したことはありませんし、誰にも話していないです。
何か理由があれば教えてください。」

とのことでした。

今回は
生年月日は書いてありましたが
おたずねの際は、ご依頼とは違うので
あれこれ深く見えてしまうことを避けるため
星位置をみたりフォーカスはしていません。

ただ、いくつかの可能性はお話しできますので
その範囲でのお答えでご了承いただきました。

今回は音声配信の方が伝わりやすいかもしれません。

可能性に関して以下、テキストで整理をしておきます。

1 月の場所が違うため

生年月日が1日違えば月の場所が違います。
他の星はそれほど大きくはうごかず、
太陽が1度違うのが間違いない程度ですが。
ただ結婚やプライベートの関係性では
太陽より月のバランスの方が重要になる場合があります。

月は1日約14度動きます
その違いで、レター主さんの月や金星など
愛情を示す星とのバランスが変わり、
配偶者さんとはよいものになっていたが
翌日生まれの元恋人とはそうはいかなかった場合です。

或は生まれた時間が解っていたら
もっと細かくでますから、
それぞれが大切にしたり優先にしていることや
望むことが違うから合わなかったというような
大きな違いがあったかもしれません。

2 月の位置が違いで性質や共感性がが違う場合

ふたつめは、相性として2人を比べての話ではなく、
生まれた時の月の場所が違うことによって
配偶者と元恋人、それぞれが持つ、
それぞれの他の星との角度が変わります。
それによる影響が大きく、その傾向と、
レター主さんがもつ傾向の間に
共通項や理解できる出来ないの違いが生まれた場合です。

例えば配偶者さんのホロスコープでは
月が太陽と何らかの接点を持っていたとします。
元恋人にはそれがないとします。

そこに、もし、レター主さんのホロスコープに
配偶者さんと同じような月と太陽との接点があったなら
理解し合うことが少し楽になるかもしれません。

よいものであればなおさらですし、マイナス作用でも同じです。

例えば、生まれた時の太陽と月が90度と言う角度をとっていると
か緊張しやすかったり、2つに1つどちらにしようかと
葛藤しやすかったり、間が取りにくかったり、
柔軟さにやや欠けるような傾向が出やすくなったりします。

もしレター主さんと配偶者さん、
2人ともがそれをもっていると、
迷いやすい相手に、「解るわ、ひとごとじゃないから」と
理解して、一緒に何とかしようとすることができます。

勿論、自分が自分の中で嫌だと思っている面と
同じ面を相手がもっていると、余計に腹が立って
もめやすくなる場合もありますが、
何かしらそこには同じ流れがあります。

でもそれが皆無な時、相手に共感性が薄い場合には特に、
「なにそれ?」ってバカにされているように感じるかもしれませんし、
「ちっともわかってくれない」と思うかもしれません。

或は、いとも簡単にそれをやってのける相手に
出来ない方はイライラしがちになるかもしれません。
勿論、全部、例えば、の話です。

ですから星同士の相性というよりは
本人の内面同士の似たとこが変わってくるため、と言う理由です。

3 レター主ご本人の事情の場合

これは、例えばレター主さんの基本的な傾向に
1回ではうまくいかず、2回目以上の挑戦によって
上手く行きやすいというようなものを持っていた場合
です。

こういくケースは割とありますから
それは相手ではなくご自身の事情と言う場合です。

4 出会って付き合った時期の違い

そして最後、4つ目は
それぞれが出会って付き合った時期の違いです。

例えば太陽が乙女座にあり、
乙女座生まれと言われていても
10代、20代、30代など、
それぞれの成長によって、ずっと乙女座が強いわけではなく
他の星が暗示する星座や性質が強まります。

例えば太陽の星座で牡羊座と牡牛座同士のカップルだったとしても
出会った時期には、別の星座のようなものかもしれません。

従って、その時のお互いの年齢の星が良いバランスだったとか
他に、その時に天空を回っていた星々が
自分が生まれたときの星にどう関係していたかといことです。

また、プログレスといって誕生時の自身の星も進みます。
その進んだ星が自分の性格を変えていたりもします。
これにより相手への印象も対処法も違ってきます。

例えば、元恋人と付き合っている時のレター主さんが
許容できなかったことが、自身の内面がプログレス、
文字通り進歩しており、
配偶者さんと会った時には大した問題ではなく
むしろ好ましいと思えていた、
というような場合もありえます。

まとめ

以上が可能性の話です。

そして申し上げておきたいのは、
たとえ、生まれた時の星位置が同じ人がいたとしても
その星々が作り出すアングル、組み合わせはとてもたくさんあります。

その中にはいわゆる良い芽になるものもあれば
マイナスに育つ心配があるものもあります。
それらが全部一緒にそこに書き出してあるようなものが
ホロスコープです。

そのうちのどの目がよりよく伸びたかは
育った過程や出会った人たち、本人の気づきなどでかわってきます。

だから当然ながら、同じ星座は勿論、同じ誕生日でも、
同じ人はおらず、相性という意味では
2人の間におきる化学反応も変わってきます。
だからただ何座とか、占術だけでは大まかにしかわかりません。

じゃあ相性や流れをみるってどうするの?ということですが
そこが、観る側のスキルや感性に依る所ということです。

ちょっとややこしく長くなったかもしれませんが
これでレター主さんの中で、ちょっとでも、
すっきりする答えが入っていたら幸いです。

そして翌日にはこの配信についてのコメントをご紹介しました。

#102 レターやコメントお礼と月の意味


同じ生年月日でも最も違うのは月の場所になると申し上げましたが
レター主さんから、お礼ということでレターが届きました。
はやり元恋人と配偶者の方は
家庭環境が大きく違っているとのことでした。

月というのは私生活や子ども時代、
家庭そのものや、感情、個人的な興味や欲求などを暗示する星です。

ですからホロスコープ上での月の状態は
その方の生まれ育った家庭の状態や
お母様の状態を示す場合も多くなります。

相性をみる場合にこの月同士が良いバランスをもっていると、
お互いの家庭環境に理解が示せるということになりやすいので
相手の育ちや受けてきた教育を否定するようなことがなくて
心地よく2人の家庭をつくっていけるということにもなります。

でも全く違う時もまた、違いがはっきりしているから
認め合えることもあれば、違う所はそのままにしておこうと言えて
程よい距離で。新しい自分たちの形を作ることもできます。
或は、自分とは違う相手の家庭を素直に尊敬したり
それが理想だったと感じる場合も
違う環境であっても良い方向にすすみます。

一番こまるのは、何とか自分の家のやり方を認めさせようと
争う場合かもしれません。

そんないろいろな作用にもなるので、結婚生活などには
太陽が何座というよりも大きな意味を持つ場合があります。

皆様もいろいろ聞かせていただいてまして
近い生年月日の方と縁があったいう方もたくさんいらっしゃいました。
これは、ある意味、初めから人を見る目があったという
ことかもしれないといつも思います。

前の人がいたからこその、今の人だと思います。

音声配信内では、皆さんからいただいたコメントをご紹介しています。

また、中には前世の約束、というワードも出てまいりました。

これについては、本当に前世の記憶と思ってもいいかもしれないし、
無意識の中に、そんなイメージがあったり、
何か求めるもの、惹かれるものや、自分にはこの人が必要だなどと
解っているのかもしれません。

そして、前世の記憶があるから今世は「独りがいいです」と
パートナーなしで生きる人もいるでしょう。

愛情について考える時、よくお話することですが、
愛される能力は、生まれた時から持っているけれど
愛する能力は育てる必要があると思います。

赤ちゃんは微笑反応とか言われますが、
生まれて間もないころから反射神経によって筋肉が動いて
笑っているような表情になると聞きます。
あれは守ってもらったり、愛してもらって生き抜くためといっては
情緒がないですけど、愛される本能だと思います。

だから愛されようとしたり愛される能力はみんな持っていると思います。

ただ愛する能力、スキルはその後、愛をもらいながら
自分で身に着けていかなくてはいけないものだと思っています。
だから時間もかかるんですね。

変ないい方すれば、初めの近い誕生日の人がリハーサル
本番で結ばれましたなら、それもいいのではないでしょうか。

この恋愛や愛情についてはまた別の機会に
noteだけで特集したいと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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