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映画コンテストに応募するって、どんな感じ?

あなたの映画作品が、苦労の末に出来上がったとします。

さあ、どうしましょうか。

編集が完了して作品ができあがり?

これはまだ、完成ではないんですね。

映画と言うものは、作った後、人様に見せて初めて完成だと、僕は思っています。


では、人様に見せる、つまり世の中に出していく方法とは?
これは大きく2つあります。


1)コンテストに応募する
2)自前で上映する

今回は1)のコンテスト応募についてまとめます。


▼コンテストに応募する

応募して、入賞すれば、箔が付きます。
その映画祭で上映してもらえるかもしれません。
有力なコンテストならば、プロへの切符も手に入るかしれません。

皆さんが作った作品を応募できるコンテストって、実は結構数あるんです。

各都道府県にひとつくらい、何か小さなコンテストがあるんじゃないかってくらいです。

もちろん、規模や賞金、入賞した後の待遇など様々です。
様子を見て、いろんなところに挑戦していったらいいと思います。

いくつか気にすべき点をまとめます。


●応募する作品の長さ


これ、一番重要なポイントなんです。「作品の長さを問いません」っていうところは、意外と少ないです。
多くのコンテストは、比較的短めの募集になっています。
個人的な感覚ですが、30分以内が多いように思います。
1時間以上の長い作品は、実は、応募できる対象も限られてきてしまうんですね。

これ、作る前に知っておかないと困ったことになります。


●フォーマット


以前はDVD郵送がほとんどでしたが、近年はオンラインでアップロード、も増えていますね。

この場合も、mp4とかフォーマットが決まっていますのでそれぞれのコンテストの応募要項でフォーマットをきちんと確認したうえで応募して下さい。


●テーマ


コンテストによって、テーマが決まっていたりします。
その場合は、きちんとそれに沿って応募して下さい。

ドキュメンタリー映画祭や、ミステリー専門、ゲイとレズビアン向けの映画祭など、いろいろあります。

地方では、その街をテーマに撮ること、なんてのもあったりしますね。


●応募費用


無料のところも多いですが、中には1000円〜5000円などお金がかかるところも存在します。

「この金額が払えないってことは、自分の作品に自信がないってことなので応募しなくて構いません」と言い切る映画祭もあります。

皆さんで、判断してみてください。

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以上のようなことをかんがみていくと、これまでのカルフの作品だと、だいたい10数個のコンテストにしぼられてきます。

皆さんが作る作品の長さも、30分以内にしておくと応募できるコンテストの幅が広がるかな、と思います。


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