デジタルツールは映画作りにどこまで使える?(初心者の映画制作講座)
もうとてつもなく昔の話になりますが、携帯電話にカメラが付いた時、「あ、ロケハンにいい」と思ったものです。
まだまだデジカメが高くて、買うのどうしようかなーって時代の話です。
今ではスマートフォンがあるので、誰もがカメラを持ち歩く時代になりました。
さて、デジもの。
皆さんはどこまで持ってますか?
カメラやノートPCなどハードだけでなく、オンラインサービスなどソフトやアプリも各種ありますね。
LINEで簡単にリアルタイムに連絡がとれますし、スケジュールもアプリで管理できます。シナリオもスマホで書いちゃう人もいるでしょう。絵コンテ用のソフトだってあります。
離れていても、複数人でzoomやスカイプで話せるし、ネットで調べたことを共有するのも簡単ですし、データの受け渡しもお金がかかりません。
いやあ、すごい時代になりました!
僕が映画を始めた時には思いもしなかった世界です。
で。
映画は作りやすくなったんでしょうか?
いろいろ便利にはなったものの、必要なことは大きく変わらない。
これが、僕の正直な想いです。
ここでも再三書いていますが、
映画づくりがうまくいくかどうかは人間関係のよさに比例します。
人間関係の基本は、コミュニケーションの回数、濃度です。
デジタルツールは、確かに便利です。
でも、メールやソフトだけで組織はできるでしょうか。
まず、参加メンバーが全員、同じデジタルツールを均等に使いこなせるかどうか、確認しましょう。
LINEでの連絡だって、一人でも使ってない人がいるなら、それは使うべきじゃない。
○オンラインでスケジュール調整して、実際に会って打ち合わせも行う。
○一緒に話し、笑い、議論した後で、各自の調べた情報はネットで共有する。
例えばこんな、デジタルとアナログを組み合わせた感じがいいでしょうね。
以上、人と人のコミュニケーションとデジタルツールの話をしましたが、一方で自分のためだけなら、気にせずどんどんデジタルツールは活用すべきです。
アイデアをまとめるためのマインドマップツール。
イラストを描くためのペンタブレット。
企画やプレゼンをするのにパワーポイント。
デジタルツールって大好きです♪
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