想像力の限界と欠如の違い

https://note.com/karu_asd/n/naf4895d6380a
上記の記事の発展内容ですので、未読の方は読んでいただければ幸いです。

※この内容は私が大学生の頃にあった体験談です。
※リストのメンバーは当時のリストとは違います。(自作です。)
「やり方」
自分1人で選んだあと、グループ(5人程度)で話し合いグループとしてのメンバーを決める。

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読者の方も自分で選んでいただければ、記事をより楽しめるかと思います。

目次

目的(講義の内容)

本記事の内容は私が大学生の時の講義であったこと、考えたことを書いています。
自分でメンバーを決め、その後に割り振られたグループで個々人の意見を出しながら選んでいくような流れです。
この目的は、「自分の考え/意見を主張しつつ、相手の意見/考えを受け入れ擦り合わせていく」といった他者理解に重きを置いた講義でした。

初めに

このような意味の講義に在学中に2回ありました。※別の講義です。
本記事冒頭でも紹介した記事に書きましたが、私は雑談等が苦手です。
では、本記事のような内容だったら「問題ない」わけでもありません。なぜなら、私は想像力がかなり欠如しているからです。
「想像力」とは何か??というのは本記事から読者の皆様がどのように解釈するかにお任せします。

1回目:失敗談

1回目(1年)は講義の内容を伝えられた後、講師に理由を説明して「無理です。」と直談判したのですが、強制参加させられました。
まぁ、学科の方でもないですし仕方なかったのですが…。

初めの方に読者の方は選んでみてください、と書きながらも、当時の私は自分で選ぶことを放棄していました。
何故かというと、仮定条件(遊び)が多い設定でのアルゴリズムのように組み合わせの総当たりはとてもじゃないですが私にはできませんでした。
私の組み合わせは知識からの環境設定から始まります。知識というピースを集めて組み合わせて形になったモノで、相手側に合わせています。
※他にもあるのですがややこしくなるため割愛します。

私にとって魔のグループでの話し合いが始まりました。(6人??)
他のグループは分かりませんが、私のグループは進行役と記録係を決め、時計回りか何かの順で初めに個々人の選抜者とその理由が述べられました。
私は前述の理由から決めてなかったので、「決まらなかった」と表明。

驚いたことに、他のグループメンバーは示し合わせたかのように「選抜??出発??時とほとんど時間差が無く搭乗者が目的地に着く」という前提条件が成立していたのです。
「目的の惑星まで1光年」という条件をどう解決したのか疑問が出ました。(1光年=約9兆5千億㎞:9.461×10^12㎞) 
講義の目的で遊びがあるのは承知していましたが、遊びの中での設定はどうなったかで私の組み方も変わるのですが、私は自分で選ばなかった/考えを出さなかったので、耐えました。
その後も、私にはついていけない「前提条件」が次々と出て、私の頭はパンクしました。
追いつけたのは、出産のための年齢と男女比程度でした。

ついていけなかった理由

リストに「09.科学者」があります。画像はTwitterで拾ったものです。

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図のように「科学者」ざっくりとしても色々な分野があります。科学者だからといって、動植物の成分分析して薬品作るとは限らないと私は考えてたのですが、「科学者」という線引きで一蹴されました。
創造力から先があまりない(思考停止)ため、ピースを組み合わせる私とは相性が悪かったのです。

思い出せる私にとっての謎
愚痴のようになるので飛ばしてもらってもかまいません。


・農家さんが地質調査までできるのか
・医師がなんでもできるのか、病理までできる総合医って
・そもそも、道具や機器ってどうなってるの
・道具や機器によってリストがだいぶ変わるのに

色々パニックのさなかで考えた結果
・ドラえもんでもいるのか、ロボットだし…設定では問題ない
と仮定して、落ち着けました。

ここまでのまとめ

今回のテーマの「想像力の限界と欠如の違い」としましたが、読者の皆様には伝わったでしょうか。
私は前回の記事のように知識から細かく考えています。雑談も大して変わりません。主に使う知識が文学系かアカデミックかの違いだけです。
なので、経緯や相手の反応等から全体像を目安で作り、質問などで微調整していくのです。
しかし、雑談などで相手の多くはざっくりとした全体像で固定されてしまっていますので、私が質問してもピントが合わせにくい/合わせられない=わからない、と不快感を起こしてしますのではないかと考えています。

微調整ができない私と、ピントが合わせにくい/合わせられない相手で互いにズレてしまう/会話が辛くなってしまうという私見です。
これはどちらが悪いではなく、相性の問題としか言えないと思います。

2回目:成功談

大学3年の頃に別の惑星ではなく「核シェルター」という設定でした。
https://g.co/kgs/SgLLUD
上記URLの映画のような感じです。※教師役は無しです。
私はこの作品を某レンタルショップで新作で借りて視聴していたので、この作品をその時に参考にしました。
やり方の流れは1回目とほとんど同じでした。
私は映画の最後を想定して選抜し、グループメンバー(5人??)の中で「この仮定(映画の説明)でこの組み合わせをしてみた。他のグループとは違うアプローチだと思うけどこれでやってみないか。」といった事をグループ内での擦り合わせの最初に提案し、他のメンバーも承諾してくれたので、私も他のメンバーもうまく焦点を合わせることができました。
シェルター内の部屋の配置等も考えていたため、講義の時間内ではまとめきれませんでしたが、私も他のメンバーも積極的に意見を言い合い、誰の意見も頭ごなしの否定や拒否はなくワーワー言いながらも円満にできたと思います。

余談

1回目の後、高校の同級生等の麻雀メンツが私以外は理系だったため、麻雀やりつつ雑談程度にやったのですが…。
軽く意見をやり取りした後、「定める前提条件が多くすぎない??」ということで数分で決着がつきました。