【25分以内でやる】 タスク処理が実際に高速化したやり方
こんにちは、かろやかです。
新生活がはじまり、新しい業務に就かれている方も多いのでは無いでしょうか？おつかれさまです！（敬礼）
仕事の量は変わらないのに、業務が慣れないためなかなか早く片付かない。その間に新しいタスクが舞い込んできて…なんとなく後手に回ってしまうことってこの時期は多いですよね。
本日は、慣れないタスクでも集中力を高めて一気に処理速度を上げるやり方をご紹介いたします。
どんな人向け
・毎日業務が多く時間がないという方
・なかなかタスクが片付かないという方
・もっと集中力をあげたいという方
本日の要点
・人はあるだけの時間を使ってしまう
・自分に強めの時間制限をかけることで、集中力を一気に高める
・ポモドーロメソッドはシンプルで導入しやすいやり方
①人はあるだけの時間を使ってしまう
いきなり若干本題からはずれますが（すぐに戻ってきますw）パーキンソンの法則というものがございます。
第1法則
仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
第2法則
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する（Wikiより）
これをタスク処理の観点に置き換えると、
時間や納期を長めに設定してしまうと、人はタスクの量や難易度にかかわらず、設定された時間まで使っちゃう
ということかなと思います（理論との厳密な適合をお話ししたいわけではなく、こういう見方もあるよね、という一解釈です汗）
つまり、ここから言える原則①は「自分に強めの時間制限をかけること」これが有効です。
ちなみに、本法則は下記の記事でも会議時間という観点で応用しておりますので、ご興味がありましたらご参照ください。
②人はマルチタスクに向いていない
最近の研究ではほとんどの人間の脳はマルチタスクを行っておらず、シングルタスクを連続的に切り替えているとのことがわかっているそうです。
なので、原則②は「シングルタスク化して他のタスクには手を出さない」です。
マルチタスクのデメリットは下記の記事でもご紹介しておりますのでご参照ください。
③人の集中ゾーンは開始直後と終了間際
試験やワークショップなどで、「残り1分です」とアナウンスがあってから、驚異の追い上げを見せる時があります。
実は人は時間当たりの集中力は一定ではありません。
ドイツの精神科医のエミール・クレペリンが提唱した「初頭努力」と「終末努力」というものがあります。
「初頭努力」とは、開始直後に作業効率が高くなることで、「終末努力」とは、終了直前で作業効率が高くなることです。多くの人は、開始直後に作業効率が高くなり、中盤は低く、終了直前に再び高くなります。
これを利用して、短めの制限時間を細々と設定することで、集中できる状態を2回もうけるのです。これが原則③です。
具体的ノウハウ
以上の原則が組み込まれているのがポモドーロメソッドと呼ばれるやり方です。
やり方は非常にシンプルです。
・必要なもの
アラームが鳴るタイマー（スマホのアラーム機能やキッチンタイマーでOK）
ステップ
・達成しようとするタスクを選ぶ（1つまで）
・キッチンタイマーで25分を設定する
・タイマーが鳴るまでタスクに集中する
・少し休憩する（5分程度でOK）
・ステップ2～4を4回繰り返したら、少し長めに休憩する
これだけです。
ええっ、こんなんで高速化するの？って思われるかもしれません。
私も実際にやるまでは半信半疑でしたが、時間を意識しながら作業を進めると良いストレスがかけられて、どんどん無駄な思考や作業を入れずに集中できるようになってきます。（いまこのnoteもこのメソッドを用いて作業していますw）
ちなみに私は、スマホのタイマーではなく無料アプリで管理しています。「ポモドーロ」で検索すれば簡単に入手できるので、ぜひご興味あればやってみてください。
本日の要点（再掲）
・人はあるだけの時間を使ってしまう
・自分に強めの時間制限をかけることで、集中力を一気に高める
・ポモドーロメソッドはシンプルで導入しやすいやり方
最後に
具体的なタスク管理についてのやり方はこれまでいくつか紹介させていただいてきたので、マガジン化いたしました。
紹介させてもらっているノウハウを組み合わせることで、さらに効果を実感するものですので、もしこの他にもご興味がありましたがご覧ください。
普段は「30代会社員に向けた、実践的な仕事術、ノウハウやマインドセットをご紹介するブログ」として運営しております。
もしご興味がありましたら覗いてみてください。
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