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怒りは1番正直で裸の感情

喜怒哀楽の中で
怒りが1番正直で純粋。

怒り方には、本性が出る。
怒りは裸の感情。

最近読んだ「人生の結論」という本に
そう書いてあった。

だから、恋愛相手や結婚相手を選ぶときに
その人が怒ったときの態度を
気をつけて見るべきだそうだ。

これを読みながら
思わず涙が流れてしまった。

というのも、わたしは、
怒り方が最悪な人間だった。

冗談抜きで、
韓国ドラマ「知ってるワイフ」の
最初の鬼みたいな奥さん並だった。

知ってる人しか知らないネタですみませんw
(最近日本版リメイクされてたね)

これドラマの中で妻が
料理中に夫に向かって
蟹の足を投げるシーン↓

さすがに蟹の足を
人に投げつけたことはないw

でも本当に怒り方が最悪だった(2回目)

口調も最悪だし、
声が枯れるほどに怒鳴ったし、
おまけに怒ってるときは
いつもより2.5倍ぐらい
頭の回転が早く、説得力が増す。
全部、THE正論。

反論の余地を与えない。

徹底的に相手を追い詰めて
逃がさない。

検事とか、天職だったかもw

いや、本当に怒りの感情が出ちゃうと
とんでもない人だった・・・
自分にドン引きする。

普段からこのnoteを
読んでいるあなたは、
大袈裟と思うかもしれない。

でも、上に書いたことは
すべて、わたしの解釈とか
思い込みではなく、ほぼ事実。

そして、その1番の被害者は
妹と元夫です。

わたし、人生で後悔したことは
そこまでないけれど、

1つだけ深く後悔して
一生忘れないでおこうと思うことは

この2人を幼稚で大人げない
自己勝手な都合で
傷つけてしまったこと。

もちろん、人を傷つけてしまうことは
誰にもあって、
大切な人から順番に
傷つけてしまっていることのほうが
多いかもしれない。

でも結構やっちゃってたね・・・。
かなりやってしまっていた・・・。

それで十分に
わたし自身が1番苦しんだ。

だから、今更このことで
もう自分を責めることはしない。
飽きるほど責めたから。

人に対して言った言葉は
全部、自分に跳ね返ってくるというのは
真理に近い真実だと思う。

大切な人を傷つけると
その5倍ぐらい自分が傷つく。

だから、わたしは憑依する自分が
心から大嫌いだった。
そしてやっぱり苦しかった。

わたしが1番辛かったと思う。
人を傷つけるのは自分を傷つける行為。

これは一生忘れない。

さらにこの本に書いてあったのは、

怒りを抑えらない人の特徴は
人としての余裕のなさ。

これも首が取れるんじゃないかってぐらい
うなずいたのだけど、

本当にその通り。

人としての余裕のなさ。
これに尽きる。

というか、この世で存在する
すべての優しさは、
人としての余裕に尽きる。

相手を受け入れる器が大きい人は
余裕がある人だし、 

余裕がないと自分をコントロールできない。
余裕がないと人の弱さを受け入れられない。

本当に本当に本当に
器が小さい余裕のない人間だったな。

恋人を選ぶ基準を
怒り方で判断するとしたら、
わたしは、間違っても絶対に
昔の自分を選ばないwww←

でもね、ここで言いたいのは、
人は変われるということだ。

昨日、この本読んでて
一瞬グサッときたけど
同時にフッと考えたのは、

わたしは最後怒ったのはいつだっけ?

記憶にないぐらい
怒りという感情と無縁な自分がいた。

少なくともそれを人にぶつけることは
全然してないなーと思った。

でも、あやしいのでw

これまでの被害者であった
妹と元夫にLINEして
「最後私が怒ったのはいつ?」と
質問してみた。

2人とも、揃えてわたしと同じく
覚えてないが返事だった。

しかも理不尽に怒ることは
無くなっていたとも言われた。

確かに、自覚はあったけど
客観的に見てもそうであるというのは、

これはかなり嬉しい・・・。
いや、死ぬほど嬉しいのだ!

この数年で自分が遂げた成長に
自分が1番自分に拍手したい。

これはね、わたしにとって
どれだけ大きいことか

どれだけすごいのか

どれだけ大変だったか

自分にしかわからないから。

自信を持って、わたしは
自分に拍手を送る。

人は変われる。

変われるんですよ!!

しかも、ポイントは
別に怒りをコントロールしようと
がんばったわけではないし、
今もコントロールしてない。

じゃ、なぜ変わったのかを
少し考えてみた。

まぁ、長い道のりの中、
いろいろあったけど、


シンプルににいえば、
崖から落とされて
大怪我して 
どん底に落ちたおかげだと思う。爆

そして、自分が変わることでしか
そこから抜け出せないと
わかったからだねw

本当にどん底に落ちると
それ以上、落ちないんだけど、
周りが変わるの待っていると
永遠にどん底にいる状態が続く。

だから、自分を変えなきゃなってなる。
本当に自分で立ち上がるしかないの。
どん底に落ちたときは!w

さらに、どういうところが
変化あったのかを分類したところ、
まぁ、いろいろあるけどw

主に3つだと思う。

①変えられないものを変えようとしなくなった
→変わらないから。

②人の弱さを受け入れるようになった 
→弱くてダメダメな自分に出会ったから。

③自分を幸せにするのは自分と決めた
→幸せになる唯一の方法だから。

自分が得た気づきの中で
この3つはめっちゃ大きかった。

たぶん腑に落ちたからか
自然と怒るという感情がなくなっていった。

多分、その手前で消化されている。
わからないけど、多分そう。

もちろん、まだまだこれを
100%できているわけではないと思うけど。

でも、少なくても同じ過ちを 
犯してしまうのではないかという恐怖はない。

心がとても平和なのがわかる。

なんかね、もちろん、
感情は感情だから
自然と出てくるの。

怒ることは誰にもある。
そして、感情を止めることはできない。

怒りも大切な感情なんだ。
だから否定はしたくない。
これからも怒りは感じるかもしれないし
それはそれで1つの感情として
大事にしたいとは思う。

でも、怒るという行為、
そしてそれを人に当てるのは
自分の行動である。

行動は自分で止められるもの。

怒りを感じることは止められなくても
怒る行為は自分で選択している。

厳しいけど、本当にそうなんだ。
そこは自己責任なの。

ここにどれだけ早く気づけるかで
人生の質が変わる気がした。(たぶんw)

でも、いっぱいいっぱいのときは
冷静に判断できなかったりするから
つい怒っちゃったり行動に出たり。

だから平常心を保つことが大事で
そのためには「余裕」が必要なんだなって。

で、自分の心の余裕は
自分にしかつくれないもの。

常に心にスペースを空けておくイメージ。

これね、この本にも書いてあったが、
自分の心の状態を他人に依存していると
なかなか現状は変わらない。

心の余裕は自分でつくるし
悩みも自分が解決する。

人の手を借りつつでいい。

でも最後は自分が解決すると決めるしか
解決の道がないんだよなー。

余裕があることが
大人であるということなんだって。

いやー深いよ。深い。

違う人からしたら
大した気づきじゃない
かもしれないけど、

わたしは器用に 
生きてこなかったから
本当にたくさん転んでるけど、
生きているうちに
気づいてよかったというか。

こういう学びがあると
ものすごく生きている感じがする。

生きてて楽しいなって
そう思える今の自分が
ものすごく好き。

ちなみに、今回取り上げた
「人生の結論」という本は
素晴らしい本だった。

根拠とかじゃなくて
80歳を超えた著者の言葉には
重みがあった。

まだまだこの本をネタに
記事が書けそうなので
ゆっくり書いていこうと思う。

おしまい。

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