脂質制限食まとめ
先月の退院直後に胆嚢炎を発症してしまい、治療(おそらく手術)するまで、退院した現在も脂質制限の日々。
胆嚢炎は「人生でも…」というレベルの激痛だったこともあり、かなり厳しい食生活が求められるのかなと思ったんですが、実際はそこまで厳しいものではなく。今回求められている脂質制限は1日40g以内、それに対して実際は1日10-15gぐらいにはセーブできて、なおかつ楽しい食事ができていると思います。
そんなわけで、ここ1週間で作った食事に関する写真、簡単なレシピを。
味噌汁
お味噌汁は今まで、よくあるブランドのやつを使っていたんですが、「飲む機会も増えるだろう」ということで、味噌そのものを変更することに。
仙台みそに関してはちょっとした思い出が。
2012年に石巻に寄った際に偶然屋台村に出くわして、その時に食べたのが仙台にあったラーメン店「味噌屋敷」の仙台みそを使った豚丼。写真は残念ながら残ってないんですが、2時間歩き詰めだったこともあり、だいぶ美味しく食べたことを記憶しています。今回スーパーの味噌コーナーに立ったとき、「仙台」の文字を見た瞬間に即決でした。
味噌汁は今まではインスタントで済ませてしまうことが大半だったんですが、実際作ってみれば非常に簡単なもの。1人前の場合、顆粒だし1gと水150cc、適当な具を入れて軽く煮込み、最後に味噌大さじ1杯程度を溶くだけ。それなりに計量はしますが、多少ぶれてもそれなりの味になってくれるのが味噌汁の良いところ。
最近は水溶性食物繊維欲しさにわかめを使うことが多いでしょうか。
いずれにせよ、味噌汁は食事の「軸」とも言える料理です。
サラダチキンの鶏チャーシュー
サシの入った牛肉や「ほぼ脂そのもの(by栄養士)」であるベーコンなんかはもちろんダメですが、肉類自体がNGというわけではなく、OKされているものの一つがサラダチキン。脂質は確か塊で買ってきてもマックス2.5gとか。
サラダチキン自体は鶏肉を買ってくれば簡単に作れそうなんですけど、脂質量を計算している関係もあり、今は買うことにしています。
これを応用して最近チャレンジしているのがサラダチキンを使った鶏チャーシュー。
材料はめんつゆ、ネギ、生姜、サラダチキン(プレーン)のみ。作り方も簡単で、サラダチキンをめんつゆ・ネギ・生姜でサッと煮て3時間程度放置するだけ。
「こんなんで良いのかなぁ」と思っていたんですが、案外納得の出来。ただし色の割とめんつゆの塩分が肉全体に染み渡ってしまっているので、そこは要改善かなと。
もちろん食べ方は色々。今回は適当な麺の上に並べて「鶏チャーシュー麺」的なものが完成。
のり弁を作ってみる
きっかけは(このnoteでもちょくちょく引き合いに出している)けんた食堂のレシピから。
こういうラフな食事が結構好きだったりもします、ということで自作。
お弁当箱にご飯を敷き、その上にのりをしいて醤油をまぶす。
その上に再びごはん、そしてネギおかか…ではなく、フジッコの「おかか昆布」にネギ、ちょっとだけ醤油を混ぜてご飯にオン。醤油を追加するのは、「おかか昆布」だけだとちょっと甘く感じるからです。
その上に海苔、ご飯を再度敷き、最後は最上部に適当におかずをまぶして完成。今回はサラダチキンをめんつゆで軽く煮て胡椒を振ったもの、たくあんとなっております(けんた食堂は梅干しですが、私は梅干しが苦手)。影に潜むネギおかか昆布、そしてサラダチキンに振った胡椒の塩梅が素敵。
なお、このサラダチキンに関してはめんつゆで「煮る」必要はなく、「和える」だけで十分だということが後に発覚。
ペヤングのアレ
こちらもけんた食堂インスパイア系。要はペヤングのふりかけでございます。
まずは買ってきた紅生姜の汁を抜き、2日ほど干す。
本来はもっとスナック菓子級にカラッカラにしなきゃいけないんでしょうけど、これを作っているときに雨季に入ってしまったため、ちょっとむずかしそう(フードドライヤーが必要ですね…)。
湿気でカビてしまっては元も子もないので、今回は諦め、一般的な干物ぐらいの硬さになったところで引き上げ。そして青のりと乾燥剤とともに瓶の中へ。紅生姜をすり鉢でちょっと砕き、ごまが入ると完全にペヤングのアレですが、いちおう今回は脂質制限ということもあるので、どうしても欲しかったらあとで入れのスタイルで。
食べてみた感想は、「味」というか「香り」をつかさどる食材になった、という印象です。とりあえず納豆に盛りつけてみる。
生の紅生姜を入れるよりも控えめになった感じもいたします。これも研究してみても良いのかなと。
バゲット(フランスパン)
同居する家族がパン派ということで、私の朝食も最近はパンになりがち。食パンにジャムを塗り、オイコスのヨーグルト(脂肪ゼロ)とオレンジジュース、後は野菜ジュースかサラダで…という感じ。
しかしふとしたタイミングで「食パンよりもフランスパンのほうが脂質が少ない(ただしカロリーはフランスパンのほうが上)」という情報をキャッチし、早速変更してみることに。間違ってもチーズ入りとかは買わないように。
これでも良いっちゃ良いんですけど、「全体的に甘い朝食だな…」と感じたのも事実。そこで、もっとおかずなバゲットの食べ方を模索した結果、とりあえずこんな感じに。
バゲットを開いて焼き、そこに玉ねぎのレタスのサラダ、それにコンビニで見かけた鶏ささみを使ったソーセージ風のプロテインバーを挟む。それだけなんですけど、ソーセージの形態にこだわらなくてもよかったかも。野菜もたとえばトマトとか、他のものを挟んでも全然OKだと思います。
いちおう味付けとしてケチャップは冷蔵庫から出しこそしたんですが、結局使わず。プロテインバーの塩味だけで十分に食べられます。逆に言うと、これを単品で食べるのは塩がキツくないか?とも思ったりするんですが…とてもホットドッグ感を感じる味でした。
まとめ
とりあえず以上が、作った料理(の一部)です。
もちろん以前食べていたような脂っこい食事への未練が無いわけじゃないんですが、胆嚢炎をやってしまった「トラウマ」もあってか、そこまで執着しているわけでもありません。プロの栄養士やその道の人であれば色々気になるところもあるんでしょうけど、それも「とりあえずやってみよう」の精神です。
いつかここに書いたレシピのメモが、なにかの役に立ちますように…。
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